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環境倫理と自然保護 (2008年度後期)
○担当教員: 小川 潔 (自然科学系 広域自然科学講座 環境科学分野 准教授)
○曜日時限: 火曜 5限 / ○教室: C棟 201教室 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

人間と環境の付き合い方、環境の価値付けという環境倫理の基礎的課題について、人間による自然の改変の歴史や、環境問題として注目を集めた自然保護の事例を通して環境価値観の形成と変遷から検討する。 


 内容

1.主として東京を例にした、自然改変の歴史と都市環境の諸問題
2.自然保護にかかわる制度と実際
3.自然保護問題の事例
4.環境をめぐる価値のあり方と環境倫理の考え方 


 参考文献

日本環境学会編集委員会「新・環境科学への扉」有斐閣(2001年)1900円(税別)/川嶋宗継ほか「環境教育への招待」ミネルヴァ書房(2002年)2500円(税別)ほかにそのつど紹介する 


 授業スケジュール

1.  人の倫理と環境倫理
2.  東京の開発史(1)東京湾の埋め立てと保護運動
3.  東京の開発史(2)陸域の開発と都市化
4.  都市公園史
5.  山岳地帯の開発と自然公園
6.  文化遺産の保護と地域振興
7.  野生生物保護と商取引
8.  身近な環境問題
9.  課題討論(環境価値観と倫理)
10. 環境権の思想
11. 環境倫理の諸思想と持続性選択

年内の土・休日に、東京湾行徳野鳥観察舎見学を行う。その他、自然保護問題の現地体験・学習を勧める。 

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