学び合いの言葉
『つなげよう美術と教育』
選修の特色
本選修では、美術の専門的な技能や理論を学ぶことを通して、豊かな発想力や高い指導力を備えた小学校教員の育成をめざしています。また、中学校美術、高校美術、高校工芸の教員免許も取得可能です。
学科ウェブサイト
こんな授業があります
【図画工作科基礎】では小学校図画工作科の目標や内容及びその特性を理解することを目的とし、演習を通して実践的な指導力を養っていきます。この授業は「造形遊び」、「絵や立体に表わす」、「工作」などの図画工作科を構成する内容の演習が基盤となっています。子どもの立場に立って造形活動をとらえるとはどういったことか、子どもの表現意欲を高めるために教師がすべきことは何か、といったことについて演習と協議などを交えながら考えていきます。
在学生から
私はこの選修で、図工・美術の専門性を磨きつつ、教育に対する見方や考え方を深めてきました。2年次から所属した研究室では、制作を通して自分を見つめ直したり、自分たちでワークショップを企画・運営し、子どもたちと実際に関わる機会をつくるなどの取り組みをしてきました。子どもたちの反応を直に感じることによって、自分の想像と児童の実態にズレがあることを実感できたので、非常に良い経験でした。振り返ってみると、大学生活は自分で自分を高めていくチャンスがたくさんありました。さまざまな人との関わりを通して教育について考えたり、自分の視野を広げることができたことは、今、自分の糧になっていると感じます。
主な進路
小学校全科・図画工作専科教員、大学院進学等