正月2日に名古屋のパロマ瑞穂ラグビー場で開幕した、第69回全国地区対抗大学ラグビー大会に関東1区代表として出場していたラグビー部は、2日に九州地区代表の鹿児島大学を28対12で破り、続く4日の準決勝では東北地区代表の東北大学に32対５で圧勝し、6日の決勝戦に進出しました。
決勝の相手は、高校の全国大会で活躍する強豪校出身者がメンバーの大半を占める東海地区代表の名古屋学院大学でした。試合は俊足のバックスを擁する学芸大学が先制しましたが、その後、逆転されて10対12の僅差で前半を終了。後半は一時25対17までリードするも、社会人トップリーグを目指している相手のエースに独走の逆転トライを許し、試合終了3分前には25対29と再度逆転されてしまい、敗戦はほとんど決定したかに思えました。
しかし、一年間ここでの勝利を目指してきた学芸大学は最後の力を振り絞ってノーミスのまま連続攻撃を続け、遂にロスタイムに入った後半43分にフォワードのラッシュからトライを決めて30対29と再逆転、そのトライ後のゴールキックが外れたところでノーサイドの笛が鳴りました。
最後はスタンドの観衆も総立ちになる凄まじい激闘で、ラグビー協会関係者をはじめ、多くの人々にリスペクトされる戦いができたと思います。この試合の内容は、以下のマッチレポート等で詳しく報告されていますのでご覧下さい。

▶関西ラグビーフットボール協会Webサイト「第69回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会結果」
▶ラグビーリパブリックWebサイト「欲しかったものつかんだ。東京学芸大、全国地区対抗大学大会で優勝。」