科目名 |
概要 |
生物学実験 |
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地学実験 |
宇宙地球科学の各分野(地質分野、天文分野、地球物理分野)についての基礎的な実験や野外実習を行います。計算機の活用技術の習得も適宜行います。 |
生化学 |
生命現象を分子レベルで理解するための基礎として、生体分である核酸、タンパク質、糖質、脂質の構造、機能、および代謝について学ぶ。 |
化学概論 |
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分子生物学 I |
分子生物学の最も基本的な事柄を理解させるために。遺伝子を構成する塩基の性質、アミノ酸の性質、DNAの構造、染色体の構造、DNAの複製、転写、
翻訳、突然変異の生成と修復のメカニズムなどについて講義する。 |
基礎物理数学 |
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生物野外調査法 |
野外の多様な動植物について系統や生態などを調査して, 生物の「生」のすがたを知るとともに様々な調査方法を習得します。 |
生命科学特別実験 I |
細胞の培養、細胞からのDNAの単離、制限酵素によるDNAの切断、DNAの電気泳動、プラスミドDNAによる細胞の形
質転換、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)などの基本原理を理解し、それらの実験法を習得する。 |
分子細胞生物学 |
分子生物学を基盤として、細胞の構造と機能について講義する。具体的には、合成されたタンパク質の修飾、輸送および分解、核の構造と機能、核と細胞質
の間の信号伝達、生体エネルギー生成機構、細胞骨格、細胞運動などを分子レベルで理解するよう解説する。 |
化学実験 |
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物理学実験 |
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流体力学 |
空気や水に代表される気体や液体の運動を学習します. |
力学および演習 I |
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材料力学 I |
物体に力を加えた時、物体内部に生じる力や物体の変形について学習する。 |
生態学 |
生態系の中で,生物が生存・繁殖するための適応の多様性や,環境 によって変化する適応のしかたを,多彩な例を挙げて論理的に紹介していきます。 |
生物学概論 |
ミクロなタンパク質や核酸の構造と機能を出発点として、遺伝子発現制御、細 胞の働きなどを中心に現代生物学を概観する。また、バイオテクノロジーや病 気などの身近な問題についても紹介する。 |
環境化学概論 |
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地殻物質論 |
地殻を構成する鉱物や岩石について学んだ後、水・岩石相互作用の立場から地球表層の物質移動について学習します。・地球科学野外実習(奇数年開設 集中):実際に野外で、地層や岩石・化石などの産状や構造などを観察したり採取したりします。それに基づいて地球史の変遷について考察します。 |
物理選修実験 I |
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宇宙環境論 |
宇宙の主要な構成要素である恒星の一生とその進化について議論します。 |
地殻物質論実験 |
鉱物や岩石に関して、偏光顕微鏡、粉末X線回折などを利用して物質の同定および分類を行う手法を実習します。 |
神経科学 |
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天然物化学 |
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電磁波・光の科学 |
マックスウェル方程式による電磁気学の構成と電磁波や光波の伝播のしくみ等を,数学的な補足を交えながら講義します. |
宇宙物理学演習 |
宇宙を構成する諸天体の構造や運動に関する性質等について、観測的・物理的にどのようにして求まるかを、モデル的なデータを用いた演習を通して学びます。また、演習で得られた結果を理科年表等に記載されている数値と比較し、その違いについての考察を行い、科学的探究の仕方を修得します。 |
流体地球物理学 |
大気の運動を支配する流体力学を学び、それに基づいて様々な気象現象を理解する。先ず、流体力学と熱力学の基礎方程式を学び、次に自転している惑星上の流体力学の方程式を学ぶ。これらの方程式によって、静水圧平衡、大気の安定性、地衡風の関係、温度風の関係、重力波、ロスビー波について説明する。さらに、温帯低気圧の発達について議論する。 |
錯体化学 |
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物質科学基礎論 |
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動物環境応答学 |
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大気環境論 |
現在の地球の気候がどのように形成されているかを理解する。観測事実を紹介するとともに、それを物理的に理解することを試みる。先ず、大気の組成、特に、近年問題となっている二酸化炭素問題や温室効果を議論する。東西平均した子午面内の温度などの分布を議論した後、気候つまり季節平均した対流圏内の気圧分布などについて、観測事実を紹介する。さらに、それを大陸・海洋の熱的特性の相違、大山脈の影響から理解する。 |
量子力学及び演習 I |
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環境分析化学 |
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エネルギー変換論 |
熱エネルギー,風力・水力から仕事を取り出す方法について学習します. |
物質反応論 |
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量子科学 |
量子力学の基本的な考え方を,数学的な補足を交えながら講義します. |
エネルギー・環境システム |
自然エネルギー,未利用エネルギーの利用形態および環境改善装置等について学習します. |
生命科学セミナー I |
最新の論文(英語)を通して、生体分子の構造や機能についての理解を深める ことにより、卒業研究で行っている自分の研究のテーマの位置づけや意義を理
解し、研究の更なる発展を目指す。また、資料の調べ方、実験結果のまとめ 方、実験結果に基づいたディスカションの仕方、人前での発表の仕方を身に付
ける。 |
地学概論 |
宇宙の始まりから太陽系の誕生、大気の進化、生命の進化をはじめさまざまな化石に残されている地球環境の変化について学習します。 |
応用物理数学 |
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物理学概論 |
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分子生物学 II |
「分子生物学T」の応用として、原核細胞および真核細胞における遺伝子発現制御、組換えDNA技術などについて学ぶ。 |
生命科学特別実験 II |
細胞からのタンパク質の抽出、タンパク質の定量、タンパク質の電気泳動、特定のタンパク質に対する抗体を用いたイミュノ
ブロット法などの基本原理を理解し、それらの実験法を習得する。 |
環境物理科学 |
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自然科学のための数学 |
自然界を解明するのに使われる数学の主な項目についてその応用例をまじえて解説する。 |
移動速度論 |
物質が液体・気体中に溶解していく速度や熱が液体・気体中を伝わる速度について学習します. |
力学および演習 II |
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植物環境応答学 |
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環境と遺伝子 |
生体内のホルモンや細胞増殖因子、および自然環境要因である温度、光、接触などが、遺伝子にどのような変化をもたらすのか、その結果生物がどうのよう に応答するのかを、基礎事項から最先端の研究結果を含めて講義する。 |
物理学選修実験 II |
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溶液化学 |
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統計力学及び演習 |
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流体地球物理学実験 |
気象学などでは、観測データの処理、数値シミュレーションなどコンピューターを使った数値計算が重要である。この演習では、パソコンを使って、数値計算の基礎を学習する。気象の観測データを解析する統計的手法の基礎をパソコンでの実習を通して学習する。また、気象現象を記述する流体力学の方程式を数値的に解くための基礎として、時間発展の微分方程式の数値積分の方法を学習する。 |
宇宙科学特別演習 |
天体の測光の原理・手法を原書・論文を講読することにより学び、また実践も行い修得します。この測光法を修得することは、銀河や変光星の卒業研究にとって必須です。 |
気象科学特別演習 |
日本語または英語の気象学に関する文献を読む。参加者の担当を決め、担当した部分の内容を発表してもらい、それに関して議論、説明を行う。数式の展開、数値データの処理を行うこともある。 |
地球環境科学特別演習 |
卒業研究を行う学生を対象として研究課題と密接に関係する文献の購読するほか、卒業研究に向けての指導を行います。・地殻物質論実験:鉱物や岩石に関して、偏光顕微鏡、粉末X線回折などを利用して物質の同定および分類を行う手法を実習します。 |
動物行動学 |
動物の行動は遺伝的なプログラムと環境の相互作用で発達する こと,またそれぞれの行動には適応的な機能があり,多様に進化してきたことを紹介 します。 |
分子分光学 |
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量子力学及び演習 II |
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海洋学 |
海洋循環/物質物質分布の基礎及び気候や生態系との関わりについて学びます。 |
水圏生物学 |
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天体物理学実験 |
宇宙における天体を解明する際に、まず観測データを得ますが、そこから得られる結果の信頼度は重要です。この実験では天体物理学における基本的な観測を通して、良質なデータを得るための工夫や、注意深いデータの処理・解析、および結果の信頼度に必要な誤差の見積りや考察を実際に行い修得します。 |
物性科学技術セミナー |
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生命科学セミナー II |
最新の論文を読み、ホルモン刺激や機械刺激が細胞内にどのようなシグナルを発生させ、そのシグナルがどのように遺伝子に伝えられるのかを分子生物学の 知識を用いて理解する。これにより、2つのことを目指す。1つは、卒業研究で行っている自分の研究のテーマの位置づけや意義を理解し、研究の更なる発展 を目指す。2つ目は、資料の調べ方、実験結果のまとめ方、実験結果に基づいたディスカションの仕方、人前での発表の仕方を身に付ける。 |
天体物理学 |
天文学の基礎的講義において概論的に述べられる項目内容のうち、諸天体の運動と物理的性質等の主なものについて、観測的・物理的にどのようにして求まるかを解説します。 |
宇宙物理学 |
天文学の基礎的講義において概論的に述べられる項目内容のうち、宇宙を構成する諸天体の構造・進化等の主なものについて、観測的・物理的にどのようにして求まるかを解説します。 |
惑星科学 |
比較惑星学的視点から惑星の内部構造・表層・大気について概観し、その多様性・類似性について学びます。また、太陽系形成論および惑星進化論について概説し、惑星の多様性・類似性がそれらの理論によりどのように説明されるかを解説します。 |
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