とことん、学芸! とことん、教育!

gbridge

カリキュラムポリシー(2022年度入学生以前)

3つのポリシーにもどる

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

 東京学芸大学は、教員養成を主目的とした学校教育系4課程と、学校現場と協働して様々な現代的教育課題の解決を支援できる人材を養成する教育支援課程の計5課程で構成されており、大学全体として、以下のような特徴をもったカリキュラム構成となっています。
 なお、学修の成果の評価にあたっては、客観性、厳格性を確保するため、学生に対し評価基準をあらかじめ明示し、その基準に従って適切に行っています。

  1. 本学の「教養教育」は、人権を尊重し、国際的視野を基盤とした共生社会の実現に貢献できるよう、深い教養と豊かな知性を身につけることを目的に、「総合学芸領域」、「健康・スポーツ領域」、「語学領域」の三領域にわたって学修します。特に本学は、人権教育を重視しており、「人権教育」を全学必修科目に加えています。
  2. 学校教育系4課程においては現代的な教育課題に関連する科目群、教育支援課程においては広く教育支援人材養成を行うことに関連する科目群を中心に、それぞれに選修・専攻・コースの枠を超えて共通に履修する科目群を設けています。
  3. 専門性を深める「専攻科目」は、課程、選修・専攻ごとに開設されています。特に「卒業研究」は4年間の学びの集大成として位置づけ全学必修科目となっています。
  4. 全学的に、選修・専攻・コースごとに初年次向けの専門基礎科目(入門セミナー)を開設するなどして、新入生が大学における学修に円滑・効果的に取り組めるようにしています。

初等教育教員養成課程(A類)のカリキュラム・ポリシー

 本課程は、教員養成課程であることから、教育職員免許法に定める小学校教諭もしくは幼稚園教諭一種免許状取得要件を基盤に、小学校・幼稚園における「高度な専門性と優れた実践力を兼ね備えた有為の教育者」の養成を目的とし、4年間の学修で理論と実践を体系的に学べるカリキュラム構成となっています。
 なお、学修の成果の評価にあたっては、客観性、厳格性を確保するため、学生に対し評価基準をあらかじめ明示し、その基準に従って適切に行っています。
カリキュラムの編成においては、以下のような特色を設けています。

  1. 各選修独自に「専攻科目(必修・選択)」「卒業研究」を設け、それぞれに「得意分野のある教員」「専門分野(教科)に強い教員」の養成を行うカリキュラム。
  2. 教育実習、インターンシップ等の実践的な授業を重視したカリキュラム。
  3. 学校現場における現代的教育課題に対応したカリキュラム。
  4. 選修ごとに初年次向け専門基礎科目(入門セミナー)を設けるなど、新入生の大学における学修への導入を円滑・効果的に進めるためのカリキュラム。

なお、幼児教育選修については、上記の特色の他、「保育士資格」も取得可能なカリキュラムとなっています。

中等教育教員養成課程(B類)のカリキュラム・ポリシー

 本課程は、教員養成課程であることから、各専攻教科に対応する、教育職員免許法に定める中学校教諭一種免許状及び高等学校教諭一種免許状取得要件を基盤に、中学校並びに高等学校における「高度な専門性と優れた実践力を兼ね備えた有為の教育者」の養成を目的としたカリキュラム構成となっています。
 なお、学修の成果の評価にあたっては、客観性、厳格性を確保するため、学生に対し評価基準をあらかじめ明示し、その基準に従って適切に行っています。
 カリキュラムの編成においては、以下のような特色を設けています。

  1. 各専攻独自に「専攻科目(必修・選択)」「卒業研究」を設け、それぞれに「専門分野(教科)に強い教員」の養成を行うカリキュラム。
  2. 教育実習、インターンシップ等の実践的な授業を重視したカリキュラム。
  3. 学校現場における現代的教育課題に対応したカリキュラム。
  4. 専攻ごとに初年次向け専門基礎科目(入門セミナー)を設けるなど、新入生の大学における学修への導入を円滑・効果的に進めるためのカリキュラム。

特別支援教育教員養成課程(C類)のカリキュラム・ポリシー

 本課程は、教員養成課程であることから、教育職員免許法に定める特別支援学校教諭一種免許状(聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、病弱者の4領域)取得要件を基盤に、特別支援学校における「高度な専門性と優れた実践力を兼ね備えた有為の教育者」の養成を目的としたカリキュラム構成となっています。
 また、本課程には、小学校教諭一種免許状を基礎免許状として取得する【小免コース】、中学校教諭一種免許状を基礎免許状として取得する【中免コース】があります。
 なお、学修の成果の評価にあたっては、客観性、厳格性を確保するため、学生に対し評価基準をあらかじめ明示し、その基準に従って適切に行っています。
 カリキュラムの編成においては、以下のような特色を設けています。

  1. 各専攻独自に「専攻科目(必修・選択)」「卒業研究」を設け、それぞれに「専門分野(領域)に強い教員」の養成を行うカリキュラム。
  2. 教育実習、インターンシップ等の実践的な授業を重視したカリキュラム。
  3. 学校現場における現代的教育課題に対応したカリキュラム。
  4. 初年次向け専門基礎科目(入門セミナー)を設けるなど、新入生の大学における学修への導入を円滑・効果的に進めるためのカリキュラム。

養護教育教員養成課程(D類)のカリキュラム・ポリシー

 本課程は、教員養成課程であることから、教育職員免許法に定める養護教諭一種免許状取得要件を基盤に、養護教育における「高度な専門性と優れた実践力を兼ね備えた有為の教育者」の養成を目的としたカリキュラム構成となっています。
 また、本課程では、選択として、中学校教諭一種免許状(保健)並びに高等学校教諭一種免許状(保健)も取得可能なカリキュラムとなっています。
 なお、学修の成果の評価にあたっては、客観性、厳格性を確保するため、学生に対し評価基準をあらかじめ明示し、その基準に従って適切に行っています。
 カリキュラムの編成においては、以下のような特色を設けています。

  1. 「専攻科目(必修・選択)」は、子どもの発達段階を踏まえて、心とからだの両面から子どもの健康支援ができる人材を養成するカリキュラムとなっており、「卒業研究」を、その集大成として位置づけています。
  2. 教育実習、インターンシップ等の実践的な授業を重視したカリキュラム。
  3. 学校現場における現代的教育課題に対応したカリキュラム。
  4. 初年次向け専門基礎科目(入門セミナー)を設けるなど、新入生の大学における学修への導入を円滑・効果的に進めるためのカリキュラム。

教育支援課程(E類)のカリキュラム・ポリシー

 本課程は、教育の基礎理論と教育支援の専門知識、ならびに協働力・ネットワーク力・マネジメント力を習得することを通じて、学校現場と協働して様々な現代的教育課題の解決を支援できる有為な教育支援人材の養成を目的とする課程であることから、以下のような特色を持ったカリキュラム構成となっています。
なお、学修の成果の評価にあたっては、客観性、厳格性を確保するため、学生に対し評価基準をあらかじめ明示し、その基準に従って適切に行っています。

  1. 課程共通科目を設け、7コースが一体化したカリキュラム構成になっています。
  2. コースの特性に応じて、グローバル化や情報化の進展、心の教育の必要性、表現やコミュニケーションの重要性などを踏まえ、学校現場と協働して様々な現代的教育課題の解決を支援できる人材を養成するカリキュラムであり、「卒業研究」をその集大成として位置づけています。
  3. 選択により、中学校教諭一種免許状及び高等学校教諭一種免許状取得が可能なカリキュラムとなっています。(ただし、指定されたコースに限ります。)
  4. コースごとに初年次向け専門基礎科目(入門セミナー)を設けるなど、新入生の大学における学修への導入を円滑・効果的に進めるためのカリキュラム。