学び合いの言葉

『言葉の森を探索しよう　–真の国語力を養うために』

専攻の特色

本専攻は、豊かな人間性と科学的精神に立脚し、関連諸分野の研究を通じて、国語教育への高度な理解力、実践力、創造力を備えた、中学校・高等学校の教育に対応できる有為な人材を養成することをめざしています。

こんな授業があります

　【中国古典文基礎】は、漢文だけでなく、日本語・日本文学の基礎というべき漢字の知識について、毎回映像を用いて視覚的に教授しています。六書にそった字形と字義の関係、中国と日本の異体字、国訓など、幅の広い内容を扱っていて、特に、漢字の字義を、二つの字を対比して分析するという実践的で有効な方法を学ぶことは、国語科の教育の場で役立つと思います。

在学生から

　この専攻の最大の特徴は演習形式の授業の多さです。一口に「国語」といっても更に日本古典文学、日本近代文学、中国古典文学、日本語学の４分野に大別できます。１年次から自分の好みの「自主ゼミ」で専門性の高い勉強ができます。私は「日本語学ゼミ」と「萬葉ゼミ」に所属しているのですが、四つ全ての分野の演習をこなすことで、平素は勉強する機会の少ない分野に触れ、より幅広い知識を得ました。自ら調べ、考察することで研究の力がつくことはもちろん、学友の発表から得る新たな発想や見解も多く、常に好奇心のくすぐられる授業です。これを通じて、教育現場における国語の「専門家」としての素地が確かに育てられると感じています。

主な進路

小・中・高等学校教員、大学院進学、企業等

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