学び合いの言葉
『書について学び、その魅力を伝える喜び』
専攻の特色
本専攻では、書道を実技と理論、指導から広く、深く学ぶとともに、国語科「書写」についても学んでいきます。さまざまな授業や学校での実地研究などを通して、将来の書道(書写)教育を担う人材を養成しています。
こんな授業があります
【漢字研究Ⅱ】の授業では、高等学校芸術科書道で扱う漢字の行書、草書のさまざまな古典作品を中心に学んでいきます。その際に、実技はもちろんのこと、書道史や書論などの理論的な背景も共に学びます。それらの学びを通して得た力を、指導者としての立場で、学校教育の現場に還元できる実践力を養うため、指導法の研究も行っていきます。また、書道を文化としてとらえる総合的な視点も大切にします。
在学生から
この専攻では、書道の実技だけではなく書道の理論や歴史等についても学ぶことができます。私は、高校時代まで実技を中心に学んできましたが、博物館や美術館に実物の作品を見に行ったり、展覧会に向けての作品制作を行ったりしていく中で幅広く書道を学ぶことができるようになりました。また、書写・書道教育に関する知識や指導法についても学んでいます。附属学校の授業見学や、授業研究会に参加することもあり、教育現場に触れることができます。
書道に関するさまざまな領域について知見をもち、また個々の興味関心に応じて深く研究していくことで、日々書道の魅力に気づかされる、充実した大学生活を送っています。
主な進路
小・中・高等学校教員、国家公務員、地方公務員、企業等