
学び合いの言葉
自然科学の奥深さを伝える教員になろう
特色
専門性の高い物理、化学、生物、地学を学び、自然科学のおもしろさを生徒にわかりやすく伝えるとともに、科学的探究心を育てることのできる能力をもった教員を養成します。自然科学の謎解きに真正面から向きあえ、その楽しさを仲間と分かちあえます。
学科ウェブサイト
4年間の学び
自然科学の学習は、基礎から始め徐々に高度な内容へと段階を経て学び、専門性を高めていきます。この特質を考慮して、理科に関わる自然科学の全領域と理科教育学にわたる充実した科目群が、1年次から4年次の各学期に順を追って開設されています。物理学・化学・生物学・地学の各教室に所属して、それぞれの専門性を高めながら教員としての資質を養います。講義以外に実験・実習・演習という形態の授業科目があり、より能動的に関わって学ぶことが求められています。1年次には、物理学・化学・生物学・地学の基礎となる実験を行います。また、2年次にかけて各分野の基礎となる講義も履修します。2年次には、教職に関する科目とそれぞれの専攻に関する科目の学習が本格的に始まります。3年次には、教職に関する科目・専攻に関する科目ともに、1、2年次の学習事項を基に発展的な内容を学びます。ゼミや実験等、研究室での活動が本格化するのもこの時期です。また、秋には附属中・高等学校での教育実習があります。理科教育の指導法や技術を生かし、科学的な見方・考え方を生徒に伝える機会となり、それまで学んだことを実践し振り返ります。基本的な内容を教える中で、自らの専門分野の学びを深めることもできます。4年次には、指導教員の下で専門的内容の卒業研究を行います。未知の領域で自ら真理を探究します。
先輩からのメッセージ
自然科学について、講義だけではなく、実験を通じて基礎から専門的な実験方法や考え方について体験的に学ぶことができます。理科の専門性を高めた後、4 年次には卒業研究に取り組みます。理科の教材開発に限られると思われがちですが、学術的な研究にも取り組めるのが本コースの特徴です。私はフラーレンを用いた有機合成に取り組み、新しい化合物を創造する醍醐味を味わうことができました。思い出深いのは3、4 年次の附属学校、母校での教育実習です。教職科目での学習を生かして授業計画を立てますが、その計画次第で学びの質が大きく変わることを体験し、責任とやりがいを感じることができました。教員になった後の具体的なイメージを描くことができ、発見した課題について友人と意見交換をすることで、自身の考えをさらに深めることができました。(佐久間悠生 2023 年度卒業生)
主な進路
中・高等学校教員・特別支援教育教員、大学院進学、企業等
特色ある科目
理科コース入門セミナー、物理学概論I・II、化学概論I・II、生物学概論I・II、地学概論I・II、物理学実験、化学実験、生物学実験、地学実験、理科カリキュラム教材開発基礎I・II、理科学習評価論、中等理科教育法I・II・III・IV
担当教員
- 荒川 悦雄
- 教授
- 物理科学
- 業績
- 植松 晴子
- 教授
- 物理科学
- 業績
- 狩野 賢司
- 教授
- 生命科学
- 業績
-
- 國仙 久雄
- 教授
- 分子化学
- 業績
- 小林 晋平
- 教授
- 物理科学
- 業績
-
- 佐藤 公法
- 教授
- 環境科学
- 業績
- 高橋 修
- 教授
- 宇宙地球科学
- 業績
-
- 土橋 一仁
- 教授
- 宇宙地球科学
- 業績
-
- 中野 幸夫
- 教授
- 環境科学
- 業績
-
- 原田 和雄
- 教授
- 生命科学
- 業績
- Ferjani Ali
- 教授
- 生命科学
- 業績
-
- 前田 優
- 教授
- 分子化学
- 業績
- 松本 益明
- 教授
- 物理科学
- 業績
- 松浦 執
- 特任教授
- 理科教育学
- 業績
-
- 湯浅 智子
- 准教授
- 生命科学
- 業績
- 小坂 知己
- 准教授
- 分子化学
- 業績
- 佐藤 尚毅
- 准教授
- 宇宙地球科学
- 業績
- 中西 史
- 准教授
- A類理科コース
- 業績
-
- 西田 尚央
- 准教授
- 環境科学
- 業績
- 橋間 昭徳
- 准教授
- 宇宙地球科学
- 業績
- VOEGELI Wolfgang
- 准教授
- 物理科学
- 業績
- 山田 道夫
- 准教授
- 分子化学
- 業績
-
- 渡辺 理文
- 准教授
- A類理科コース
- 業績
- 生尾 光
- 特任准教授
- 分子化学
- 業績
-
- 西浦 慎悟
- 講師
- 宇宙地球科学
- 業績
学科資料
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