
学び合いの言葉
子どもたちを支える強くて優しい人になる
特色
障害のある子どもの教育や発達について学べるよう、高い専門性をもつ教員による少人数での指導が行われています。C 類の学生は、厳しい中にも温かみを感じられる雰囲気の中で理論と実践を学ぶことができ、卒業生は高い専門性を備えた教師や専門家あるいは研究者として全国で活躍しています。
学科ウェブサイト
4年間の学び
【特別支援学校教諭になるなら、東京学芸大学】
C類では、1 年生で「特別支援教育概論」などの特別支援教育に関わる基礎的内容を学習するとともに、学校見学などを通じて障害児教育の実践について学びます。2 年生以降は聴覚コミュニケーション障害系、知的・発達障害系の各コースに分かれて、それぞれの障害の特性に関するより専門的な内容を学びます。また3年生の秋学期以降は、各研究室のゼミに参加して、卒業研究に向けての準備を開始します。さらに春学期では附属小学校における教育実習、秋学期には附属特別支援学校や都立ろう学校での教育実習を行い、実践の力を磨いていきます。4 年生になると教員採用試験に向けて勉強に励む学生が多く、卒業研究とあわせて忙しい1年を過ごします。卒業時には、小学校教員免許状と特別支援学校教員免許状(聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱の4 領域)の2 種類の教員免許を取得することができます。また、学生によっては、中学校や幼稚園の教員免許の取得もめざしている者もいます。C類は卒業に必要とされる単位も多く、近隣の特別支援学校等での教育支援やボランティアに参加することも多いため、忙しい4年間となりますが、その分、大学生生活は充実したものとなるでしょう。
先輩からのメッセージ
C 類では、特別支援教育に関する専門的な知識を学ぶことができることはもちろん、実習では、子どもたちと密に関わりながら、先生方からきめ細かい指導を受けることができます。私は現在、自分で考えた課題を実際に子どもたちに行ってもらいながら、卒業論文を進めています。このように、教育実習以外でも障害のある子どもたちと実際に関わりながら、様々な気付きや学びを得ることのできる機会が充実している点も、C 類の魅力だと考えています。また、私は、教員採用試験合格者に対して採用が猶予される制度を利用し、本学の教職大学院に進学することを決めました。このようにC 類には、大学4 年間を通して学び、自分を高め続けることのできる環境に加え、大学卒業後の学びにもつながる環境が整っています。ぜひC 類で、親身になって指導してくださる先生方や、温かく志の高い仲間に囲まれて、豊かな4 年間を送ってください。(内城あまね 2023 年度卒業生 教職大学院1年)
主な進路
特別支援教育の教員(特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室)通常学校の教員(発達障害支援等の専門性を生かした小・中学校の教員)その他(障害児心理臨床、福祉・リハビリテーション関連)、大学院進学等
特色ある科目
特別支援教育概論、各障害(聴覚・言語障害、知的障害、肢体不自由、病弱)の心理・生理・病理および指導法、重複障害教育総論、言語・情緒・発達障害教育総論、特別支援教育支援方法論、特別支援教育演習など
担当教員
- 奥住 秀之
- 教授
- 発達障害学
- 業績
- 澤 隆史
- 教授
- 発達障害学
- 業績
-
- 濵田 豊彦
- 教授
- 特別支援教育高度化プログラム
- 業績
- 藤野 博
- 教授
- 特別支援教育高度化プログラム
- 業績
- 池田 吉史
- 准教授
- 特別ニーズ教育
- 業績
- 大鹿 綾
- 准教授
- 支援方法学
- 業績
- 平田 正吾
- 准教授
- 発達障害学
- 業績
- 村山 拓
- 准教授
- 特別ニーズ教育
- 業績
- 内海 友加利
- 講師
- 特別ニーズ教育
- 業績
- 村尾 愛美
- 講師
- 支援方法学
- 業績
- 田中 美歩
- 特任講師
- 発達障害学
- 業績
- 松本 幸代
- 特任講師
- 支援方法学
- 業績
学科資料
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