髙橋智教授の研究チームが日本子ども学会第15回学術集会「最優秀発表賞」受賞

HOMEにもどる

本学総合教育科学系特別支援科学講座の髙橋智教授の研究チームが、2018年11月10日~11日開催の日本子ども学会第15回学術集会(同志社女子大学)にて「最優秀発表賞」を受賞しました。
受賞発表テーマは石川衣紀・田部絢子・内藤千尋・石井智也・能田昴・柴田真緒・神長涼・髙松健太・髙橋智「北欧における児童虐待の実態と防止支援システムの研究―北欧三ヵ国の「子どもの権利擁護センターBarnahus」の訪問調査から―」であり、数年にわたるスウェーデン・アイスランド・ノルウェーの児童虐待防止支援機関「子どもの権利擁護センターBarnahus」への訪問調査研究が高く評価されたものです。
「子どもの権利擁護センターBarnahus」とは、警察・ソーシャルワーカー・心理士・小児科医・児童精神科医・検察官等が所属して、子どもの保護、司法面接、医学鑑定と治療、本人および家族のケア等を1ヶ所で総合的に実行できる公的機関であり、日本には存在しないシステムです。これまで日本では「子どもの権利擁護センターBarnahus」についての検討は全くなされていません。
受賞の研究チーム(石川衣紀:長崎大学、田部絢子:立命館大学、内藤千尋:松本大学、石井智也:日本福祉大学・本学博士課程、能田昴:白梅学園大学・本学博士課程、柴田真緒:埼玉県立所沢特別支援学校・本学修士課程、神長涼:横浜市立若葉台特別支援学校、髙松健太:小金井市特別支援教育支援員・本学修士課程)はいずれも本学大学院修士・博士課程の在籍・修了者であり、全国の大学の准教授・講師・助教や特別支援学校教師・小学校支援員等で活躍しています。

髙橋智教授の研究チームが日本子ども学会第15回学術集会「最優秀発表賞」受賞