「若竹ミュージカル」が文部科大臣から表彰されました!

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「若竹ミュージカル」を皆さんはご覧になったことがありますか?  
「若竹ミュージカル」は東京学芸大学の附属特別支援学校の卒業生とその家族、教員らでスタートした活動で、本学管弦楽団を母体にして発足した若竹ミュージカルオーケストラの生演奏による総合芸術集団です。生涯学習として、知的障害のある本人とその保護者等が、共に学び合いながらミュージカルを作り上げる取組で今年で27年目をむかえています。この長年の功績に対して、令和元年12月3日に文部科学大臣から「障害者の生涯学習支援活動」に係る(功労者表彰)を受賞しました。
活動は様々なメディアでも取り上げられており、知的障害者の生涯学習支援における先駆的取組として、全国各地の表現活動のモデルとなっています。12月1日も山形県の酒田市での公演を行ったばかりです。
若竹の魅力は、台本をそのまま演ずるのでなく、知的障害のある本人が表現したいと思うことを大切にして、時間をかけて表現のレッスンを行い、作品の時代的背景などを学びながら作り上げていていくなかで醸されていくものです。「歌や踊りが上手か?」と問われるとYesとは答えにくいですが、見終わったときに誰もが心がほっこりして、温かい感動に包まれることは間違いありません。この受賞をきっかけに是非皆さんも「若竹ミュージカル」に足を運んでいただければと思います。

「若竹ミュージカル」が文部科大臣から表彰されました!