2022年度から、東京学芸大学の公開講座は「東京学芸大学オープンセミナー」としてリニューアルしました。これまでの公開講座の流れを汲む「学芸公開講座」に加え、一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構が運営する「Explayhub」を新設しました。

その「Explayhub」の一環として、「テロ・紛争解決における 新たな教育アプローチ－ 対話ができない現代のテロ組織にどう向き合うか －」をテーマとした講演会を、下記のとおりに開催します。

【会場と日時】
東京学芸大学 中央4号館（北講義棟） N403教室　（東京都小金井市貫井北町4-1-1）
11月19日（土）13:30-15:00

【スケジュール】
13:30-14:30 　ご講演
14:30-15:00 　質疑応答、ディスカッション

【講師】 山﨑琢磨さん（NPO法人 アクセプト・インターナショナル）

【司会】小林 晋平（東京学芸大学 准教授・Eテレ『思考ガチャ!』MC）

【対象】 学生・教職員・一般

【主催】 東京学芸大Explayground、小林晋平研究室

【講師ご紹介】
山﨑 琢磨 氏
NPO法人アクセプト・インターナショナル 海外事業局職員 ケニア/ソマリア担当

神奈川県生まれ。ボスニア・ヘルツェゴビナで虐殺による犠牲者の遺族と出会ったことを機に紛争解決に携わる覚悟を決め、2016年に参画。4年間にわたりケニアでソマリア人ギャングの更生・社会復帰支援に従事し、取り組みの末にギャング組織の解散を実現。現在は、ソマリアでいわゆるテロリストの更生支援、ケニアで若者の過激化防止などに取り組む。また、賛同の輪を広げるべく、国内において講演やイベントを通じて紛争地での取り組みを伝えている。慶應義塾大学法学部政治学科(アフリカ政治)卒。

【講演会開催に寄せて　小林晋平（東京学芸大学 物理科学分野 准教授）】

NPO 法人アクセプト・インターナショナルの一員としてソマリアを中心にテロや紛争の平和的解決のため活動してこられた山﨑琢磨さんをお招きしてご講演いただきます。 
教育において「対話」が重要な軸であることは言うまでもありませんが、ともすれば「これからは正解のない時代になる」という言葉に逃げがちな世の中にあって、様々な実践を通じて「解」を模索されてきた山﨑さんのお話を伺いながら、国際社会や教育における真の「対話」の可能性について皆様と考える機会になればと思います。

参加申し込み：https://explayhub009.peatix.com/