「上廣道徳・倫理教育研究開発推進室」を開設しました

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 東京学芸大学は、令和5年4月、先端教育人材育成推進機構内に、公益財団法人上廣倫理財団からの寄附により「上廣道徳・倫理教育研究開発推進室」を開設しました。
 「上廣道徳・倫理教育研究開発推進室」は、我が国における道徳教育研究・研修の中心となるセンター的機能を構築するとともに、学問的な基盤を基にグローバルな視点で活躍する道徳教育の若手研究者養成や総合的に教師の人材育成を支援する拠点形成を長期的な視点で行うことを目指し、次のような活動を展開します。

■研究事業
①先進的、次世代型道徳教育、倫理教育についての学問的背景を生かした理論研究
②道徳教育を展開する学校や教員の新教育課程における課題意識の変化等の傾向分析、並びに道徳教育用教材(教科書、地域教材等)の収集及び調査分析
③効果的な実践事例の収集・検討と次世代型道徳教育への改善・充実方策の研究開発
■研修事業を「上廣道徳教育アカデミー」として展開
④新しい道徳授業の展開を含んだ学校教員等へのセミナー、シンポジウム等の展開
⑤教育委員会との連携を構築した上での研究・研修体制づくりの支援、助言
■養成・発信事業
⑥ 本学の学部、教職大学院における道徳教育関連科目の授業の充実への取組
⑦ウェブサイト等を活用した成果等の展開、情報発信

推進室は、佐々木幸寿機構長(理事・副学長)を総括監督者、永田繫雄教授を室長とし、このほか兼任教員3名、協力教員1名、専門研究員1名などをメンバーとしてスタートし、今後、体制を拡充していくこととしています。

写真左から:松尾直博教授、國分充学長、永田繁雄室長、佐々木幸寿機構長、齋藤嘉則教授、浅部航太准教授、範蘭心専門研究員(令和5年7月開所式の様子)

「上廣道徳・倫理教育研究開発推進室」を開設しました