東京学芸大学アマチュア無線クラブの中学生部員が 全国高等学校アマチュア無線コンテストで準優勝

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717日に開催された、第34回全国高等学校アマチュア無線コンテスト(全国高等学校アマチュア無線連盟主催)に、東京学芸大学附属小金井中学校3年生の吉良たづみさんが、東京学芸大学アマチュア無線クラブのオペレータ(無線従事者)として出場し、昨年度に続いて、高校シングルオペレータマルチバンド部門で準優勝いたしました。

吉良さんは、東京学芸大学次世代型未来教育研究会が令和3年度に実施した、実用資格講座(地域部活動)を受講し、東京学芸大学アマチュア無線クラブの指導の下で、中学1年生の時に第3級アマチュア無線技士の国家資格を取得しました。令和4年度から同クラブの大学生の部員らの指導を受けながら、無線従事者として活躍しています。

アマチュア無線では、定められた時間内の交信数の多さなどに基づく得点を競う、さまざまな「コンテスト」が、年間を通じて開催されています。今回、主として高校生以下の若いアマチュア無線家を対象に年1回開催されている全国高等学校アマチュア無線コンテストにおいて、高校生以下の1人の無線従事者(シングルオペレータ)が複数の周波数帯(マルチバンド)に出場する部門で、吉良さんが全国第2位の成績を収めたものです。同コンテストにおける吉良さんの入賞は、昨年の同部門における準優勝に続いて2度目となります。

コンテストの当日は、東京学芸大学アマチュア無線クラブが現在免許を受けている、1年間限定の記念無線局「東京学芸大学創基150周年記念局」(コールサイン8J150TGU)を使い、3時間のコンテスト中に、7、50、144、430MHzの4つの周波数帯に出場し、合計75局と交信しました。

表彰式は、8月19日に、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されたアマチュア無線関連の展示会「ハムフェア2023」の会場で行われました。

関連リンク

全国高等学校アマチュア無線連盟(全国高文連アマチュア無線専門部設立準備会)

全国高等学校アマチュア無線コンテスト

東京学芸大学アマチュア無線クラブ

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コンテストに参加中の吉良たづみさん(7月17日)

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表彰状