先端教育人材育成推進機構は、10月23日(月)に、個別最適な学びに関する公開シンポジウム「個別最適な学びと協働的な学びを実現するための教員・行政・地域の役割とは?」第1回を、全国から約800名の参加者を集めオンライン配信にて開催しました。
本シンポジウムは、学校での学びの体系に関して,個別最適な学びと協働的な学びの双方に視点を当て、両者の学びが関係する学校や社会における前線で活躍する有識者を招き、新たな学びについて議論するため、企画したものです。
本学・大谷忠教授(教育・学習デザイン開発ユニット長)及び本学・登本洋子准教授を司会・ファシリテーターとして、大谷忠教授から開会挨拶・趣旨説明を行った後、本学・大林要介特命助教及び登本洋子准教授から、個別最適な学びに関する現状調査報告がありました。続いて、奈須正裕教授(上智大学総合人間科学部教育学科 教授)から個別最適な学びと協働的な学びをテーマにご講演いただきました。後半のパネルディスカッションでは、ご講演を踏まえ、武藤久慶氏(文部科学省 初等中等教育局 学校デジタル化PTリーダー(併)修学支援・教材課長)、堀田龍也教授(東北大学大学院情報科学研究科 教授/東京学芸大学大学院教育学研究科 教授(学長特別補佐))、本学・佐々木幸寿機構長/理事・副学長と奈須正裕教授との間で質疑応答を行うとともに、各々の立場からの意見交換を行いました。
パネルディスカッション後半のシンポジウム参加者からの質疑応答の場では、学齢が高い生徒や高度な内容に対する個別最適な学び・協働的な学びの適応方法や、個別最適な学び・協働的な学びにおける生徒の評価方法についての質問等が参加者から寄せられ、奈須正裕教授から見解が述べられました。
最後に、佐々木幸寿機構長/理事・副学長から全体コメント・閉会挨拶があり、シンポジウムは閉会となりました。
【日程・プログラム】10月23日(月)16:00~18:00
16:00~ 開会挨拶・趣旨説明
大谷 忠 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教授
教育・学習デザイン開発ユニット長
16:05~ 個別最適な学びに関する現状調査報告
大林 要介 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 特命助教(専門研究員)
登本 洋子 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 准教授
16:15~ 特別講演
〜個別最適な学びと協働的な学びについて〜
奈須 正裕 上智大学総合人間科学部教育学科 教授
→資料「個別最適な学びと協働的な学びについて」
17:05~ パネルディスカッション
奈須 正裕 上智大学総合人間科学部教育学科 教授
武藤 久慶 文部科学省初等中等教育局 学校デジタル化PTリーダー
堀田 龍也 東北大学大学院情報科学研究科 教授
東京学芸大学大学院教育学研究科 教授(学長特別補佐)
佐々木 幸寿 東京学芸大学理事・副学長(教育・研究担当)
先端教育人材育成推進機構長
17:55~ 全体コメント・閉会挨拶
佐々木 幸寿 東京学芸大学理事・副学長(教育・研究担当)
先端教育人材育成推進機構長
司会・ファシリテーター
大谷 忠 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教授
教育・学習デザイン開発ユニット長
登本 洋子 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 准教授
【写真左から】登本准教授、大谷教授、奈須教授、堀田教授、佐々木副学長、武藤氏(オンライン参加)
