個別最適な学びに関する公開シンポジウム「個別最適な学びと協働的な学びを実現するための教員・行政・地域の役割とは?」第3回を開催しました

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 先端教育人材育成推進機構は、2 月1日(木)に、個別最適な学びに関する公開シンポジウム「個別最適な学びと協働的な学びを実現するための教員・行政・地域の役割とは?」第3回を、全国から約530名の参加者を集めオンライン配信にて開催しました。 本シンポジウムは、学校での学びの体系に関して,個別最適な学びと協働的な学びの双方に視点を当て、両者の学びが関係する学校や社会における前線で活躍する有識者を招き、新たな学びについて議論するため、企画したものです。
 本学・大谷忠教授(教育・学習デザイン開発ユニット長)及び本学・登本洋子准教授(ユニット構成員)を司会・ファシリテーターとして、大谷忠教授から開会挨拶・趣旨説明を行った後、本学・大林要介特命助教及び登本洋子准教授から、第1回・第2回に引き続き個別最適な学びに関する現状調査報告がありました。続いて、五十棲浩二氏(経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長)から経済産業省が進める未来の教室における個別最適な学びをテーマにご講演いただきました。後半のパネルディスカッションでは、ご講演を踏まえ、まず、高橋洋平氏(鎌倉市教育委員会教育長)から鎌倉市での個別最適な学びに関する実践例をお話しいただきました。その後、堀田龍也教授(東北大学大学院情報科学研究科 教授/東京学芸大学大学院教育学研究科 教授(学長特別補佐))、本学・佐々木幸寿機構長/理事・副学長、本学・大村龍太郎准教授(ユニット構成員)と、五十棲浩二氏及び高橋洋平氏との間で質疑応答を行うとともに、各々の立場からの意見交換を行いました。
 パネルディスカッション後半のシンポジウム参加者からの質疑応答の場では、個別最適な学び・協働的な学びを実施するにあたっての資金調達の方法や、子供たちの想いや希望を把握する方法についての質問等が参加者から寄せられ、五十棲浩二氏及び高橋洋平氏からそれぞれ見解が述べられました。
 最後に、佐々木幸寿機構長/理事・副学長から全体コメント・閉会挨拶があり、シンポジウムは閉会となりました。

【日程・プログラム】2月1日(木)16:00~18:00
 
 16:00~ 開会挨拶・趣旨説明
     大谷 忠 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教授 教育・学習デザイン開発ユニット長
 
 16:05~ 個別最適な学びに関する現状調査報告③
     大林 要介 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 特命助教(専門研究員)
     登本 洋子 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教育・学習デザイン開発ユニット 准教授

 16:15~ 特別講演
     〜経済産業省が進める未来の教室における個別最適な学びについて〜
     五十棲 浩二 経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長
 
 16:55~ パネルディスカッション
     五十棲 浩二 経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長
     高橋 洋平 鎌倉市教育委員会教育長
     堀田 龍也 東北大学大学院情報科学研究科 教授
          東京学芸大学大学院教育学研究科 教授(学長特別補佐)
     佐々木 幸寿 東京学芸大学理事・副学長(教育・研究担当) 先端教育人材育成推進機構長
     大村 龍太郎 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教育・学習デザイン開発ユニット 准教授

 17:55~ 全体コメント・閉会挨拶
     佐々木 幸寿 東京学芸大学理事・副学長(教育・研究担当) 先端教育人材育成推進機構長

 司会・ファシリテーター
     大谷 忠 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教授 教育・学習デザイン開発ユニット長
     登本 洋子 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 准教授

 ⇒【参考】案内チラシはこちら

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【写真左から】大谷教授、登本准教授、高橋氏、五十棲氏、堀田教授、佐々木副学長、大村准教授