17日に石川県能美市営20kmコースにて開催された第48回全日本競歩能美大会(併催 第18回日本学生20km競歩選手権大会)兼 パリ2024オリンピック競技大会 日本代表選手選考競技会において,中等教育教員養成課程保健体育専攻4年の吉川絢斗さんが学生選手権の部で優勝し,金メダルと日本学生陸上競技連合杯を獲得。また,教育支援課程教育支援専攻生涯スポーツコースの長谷川智里さん(3年),吉迫大成さん(1年,3名とも陸上競技部所属)が学生選手権の部で入賞致しましたので,結果を報告します。
-第48回全日本競歩能美大会
(併催:第18回日本学生20km競歩選手権大会)-
<種目:男子20km競歩>
選手:吉川 絢斗(胸ナンバー:41)
《結果》
記録: 1時間19分12秒(学生歴代7位タイ,パリ五輪派遣設定記録突破)
(19.46.-39.39.-59.05.-1.19.12.)
順位: 4位入賞(学生選手権としては優勝,金メダル,日本学生陸上競技連合杯)
→吉川さんのコメント
東京学芸大学のユニフォームを着て出場するラストレースでした。自己ベストを出し学生の部で優勝できたこと、そして学大が3人入賞できたこと、本当に嬉しく思います。最後競り負けてしまい、全日本の部では4位と表彰台に上がれなかったことは悔しいですが、この悔しさは来年度からの社会人陸上での課題としたいと思います。いつも通りきついレースでしたが、楽しく歩くことができてよかったです。
この4年間、陸上競技部で成長できたのは、いつも応援してくれた仲間やみなさんの支えがあったからです。この場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました。今後も東京学芸大学陸上競技部の応援よろしくお願いします。
選手:吉迫 大成(胸ナンバー:80)
《結果》
記録: 1時間23分14秒(学生歴代52位)
(20.45.-41.33.-1.02.01.-1.23.14.)
順位: 4位入賞(学生選手権)
→吉迫さんのコメント
今回は初めての20kmのレースでした。目標としていたタイムを上回り、学生4位入賞することができて嬉しいです。またレース前、レース中もたくさんの応援をいただけて気持ちよく歩くことができました。
東京学芸大学で仲間と共に練習を重ねる中で、着実に力が付いてきていると思います。大学中最後の吉川絢斗さんとのレース、序盤から離れていましたがとても楽しかったです。これからも更に頑張っていきます。応援ありがとうございました。
選手:長谷川 智里(胸ナンバー:46)
《結果》
記録: 1時間25分21秒 (20.46.-42.11.-1.03.49.-1.25.21.)
順位: 6位入賞(学生選手権)
→長谷川さんのコメント
人生で初めて全国レベルでの入賞を達成できました。日々の練習の成果がひとつ結果につながり、成長を実感しています。次年度が大学ラストイヤーとなるため、ひとつひとつのレースを大切に、より良い結果を残せるよう練習に励む次第です。
部員やコーチの方々、所属を超えて応援してくださる皆様にも、これからもっと恩返しできるような結果を求めて参ります。
動画はこちらから
52分20秒過ぎから2時間3分50秒まで
→陸上競技部監督 繁田進教授(芸術・スポーツ科学系)からのコメント
学芸大学生3名のトリオ入賞は、初めての快挙です。4年生の吉川君は、初の優勝で、競歩チームのリーダーとして、良く頑張りました。3年生の長谷川君は、全国大会初入賞で、今までの努力の成果が出ました。1年生の吉迫君は、シニアの大会としては、初めての入賞です。これで、全国に「競歩の学芸大」を印象つけられたと思います。今後とも精進して、益々の活躍を期待したいところです。
・関連リンク
第48回全日本競歩能美大会(併催:第18回日本学生20km競歩選手権大会)
・写真<陸上競技部提供>
日本学生選手権表彰式後の選手たち
(右から吉迫さん,吉川さん,長谷川さん,木村さん(教職大学院1))