先端教育人材育成推進機構は、3 月11日(月)に、個別最適な学びに関する公開シンポジウム「個別最適な学びと協働的な学びを実現するための教員・行政・地域の役割とは?」第4回を、全国から約640名の参加者を集めオンライン配信にて開催しました。
本シンポジウムは、学校での学びの体系に関して,個別最適な学びと協働的な学びの双方に視点を当て、両者の学びが関係する学校や社会における前線で活躍する有識者を招き、新たな学びについて議論するため、企画したものです。
本学・大谷忠教授(教育・学習デザイン開発ユニット長)及び本学・登本洋子准教授(ユニット構成員)を司会・ファシリテーターとして、大谷忠教授から開会挨拶・趣旨説明を行った後、本学・大林要介特命助教及び登本洋子准教授から、4回目となる個別最適な学びに関する現状調査報告がありました。続いて、村田 耕一氏(広島県教育委員会 学びの変革推進部 義務教育指導課 義務教育個別最適な学び推進担当 主任指導主事)から広島県における個別最適な学びの推進についてご講演いただきました。後半のパネルディスカッションでは、ご講演を踏まえ、堀田龍也教授(東北大学大学院情報科学研究科 教授/東京学芸大学大学院教育学研究科 教授(学長特別補佐))、本学・佐々木幸寿機構長/理事・副学長、本学・藤野博教授(ユニット構成員)、本学・大村龍太郎准教授(ユニット構成員)と、村田 耕一氏との間で質疑応答を行うとともに、各々の立場からの意見交換を行いました。
パネルディスカッション後半のシンポジウム参加者からの質疑応答の場では、個別最適な学び・協働的な学びを生徒や先生に取り入れる方法や、個別最適な学びの対象年齢、特別支援教育における個別最適な学びについての質問等が参加者から寄せられ、村田 耕一氏からそれぞれ見解が述べられました。
最後に、佐々木幸寿機構長/理事・副学長から全体コメント・閉会挨拶があり、シンポジウムは閉会となりました。
【日程・プログラム】3月11日(月)16:00~18:00
16:00~ 開会挨拶・趣旨説明
大谷 忠 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教授
教育・学習デザイン開発ユニット長
16:05~ 個別最適な学びに関する現状調査報告④
大林 要介 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構
特命助教(専門研究員)
登本 洋子 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構
教育・学習デザイン開発ユニット 准教授
16:15~ 特別講演
〜広島県における個別最適な学びの推進について〜
村田 耕一 広島県教育委員会 学びの変革推進部 義務教育指導課
義務教育個別最適な学び推進担当 主任指導主事
17:05~ パネルディスカッション
村田 耕一 広島県教育委員会 学びの変革推進部 義務教育指導課
義務教育個別最適な学び推進担当 主任指導主事
堀田 龍也 東北大学大学院情報科学研究科 教授
東京学芸大学大学院教育学研究科 教授(学長特別補佐)
佐々木 幸寿 東京学芸大学理事・副学長(教育・研究担当)
先端教育人材育成推進機構長
藤野 博 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構
教育・学習デザイン開発ユニット 教授
大村 龍太郎 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構
教育・学習デザイン開発ユニット 准教授
17:55~ 全体コメント・閉会挨拶
佐々木 幸寿 東京学芸大学理事・副学長(教育・研究担当)
先端教育人材育成推進機構長
司会・ファシリテーター
大谷 忠 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 教授
教育・学習デザイン開発ユニット長
登本 洋子 東京学芸大学先端教育人材育成推進機構
教育・学習デザイン開発ユニット 准教授
【写真左から】大谷教授、登本准教授、村田氏、堀田教授、佐々木副学長、藤野教授、大村准教授
