山岡廉さん(修士課程教育AI研究プログラム所属)が日本フットボール学会21st Congressにて学会大会奨励賞を受賞しました

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2024年3月2日(土)・3日(日)に東京学芸大学で開催された日本フットボール学会21st Congressにおいて、山岡廉さん(大学院修士課程教育支援協働実践開発専攻教育AI研究プログラム2年)が学会大会奨励賞を受賞しました。この賞は、各年度の学会大会において優れた研究発表を行った35歳未満の若手研究者に授与されるものです。

研究発表題目:選手の主体性を育むスポーツイベントの教育的効果(ポスター発表)発表者:山岡廉、新海宏成(東京学芸大学芸術・スポーツ科学系)

本研究は、"東京学芸大学独自の1DAY サッカーフェスティバル"をコンセプトに昨年度より始まった「東京学芸大学3市交流サッカーフェスティバル」を対象としたものです。この大会は、小金井市・国分寺市・小平市のサッカーチームに所属する小学校4年生約100名を無作為に振り分けその場限りのチームを形成すること、そのチームに"指示"をするような役割を持った大人は入らず,参加者の子どもたち主体で大会を進めていくこと、といったオリジナリティのある形式を採用しています。この大会に参加することによって児童の主体性がどのように変化したかを児童とその保護者に対する半構造化インタビューを用いて分析し、本大会が単にサッカーの試合を楽しむだけでなく子どもの主体性の育成においても好影響を及ぼしたことを明らかにしました。

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受賞した山岡廉さん(左)と新海宏成准教授(右)