日程:2024年5月29日(水)4限
場所:N313(オンライン受講可)
演題:共に生きるとは何か-入管問題、家族の歴史から考えた多様性-
概要:「シリアでの戦争、ガザへの軍事侵攻が続くなど、世界では故郷を追われる人が後を絶ちません。日本国内に暮らす多様な人々の中にも、命の危険から逃れ、難民とならざるをえなかった人々もいます。ウクライナから日本に身を寄せる人々のことが大きく報じられていますが、他の国からも多くの人々が避難を余儀なくされており、難民認定の壁に突き当たっています。そして、日本の入管政策は、多くの人権問題が指摘されてきました。この社会で「共に生きるとは何か」ということを、国内外で出会った人々の声、そして家族の歩んできた歴史も交えて考えていきます」
講師:安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
『認定 NPO 法人 Dialogue for People 副代表/フォトジャーナリスト』 1987 年神奈川県生まれ。認定 NPO 法人 Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリス ト。同団体の副代表。16 歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田 市を中心に、被災地を記録し続けている。上智大学卒。現在、TBS テレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。 著書:『あなたのルーツを教えて下さい』左右社2022、 安田浩一と共著『外国人差別の現場』朝日新書2022、 『国籍と遺書、兄への手紙ールーツを巡る旅の先に』ヘウレーカ2023 、『これは私が外国人だから?―日本の入管で起こっていること』ヘウレーカ、2024など多数
申し込みフォーム:https://forms.office.com/r/H4UAGqffHE
問い合わせ先:岡 智之(国際交流/留学生センター)okatom@u-gakugei.ac.jp
