東京都江戸東京博物館 江戸東京たてもの園と連携協定を締結しました

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東京学芸大学(学長:國分充)と東京都江戸東京博物館(館長:藤森照信)、江戸東京たてもの園(園長:市川寛明)は、2024527日に連携協力に関する協定を締結しました。この連携協定のもと、東京学芸大学教育インキュベーションセンターと江戸東京たてもの園が中心となり、それぞれの資源を活用し、学校教育・社会教育・生涯学習等、市民の学びに関するコンテンツの開発、環境の整備、それを支える教育者の育成を通じて、学びのコモンズ化の取り組みを推進してまいります。

<連携協定の内容>
() 地域特性を活かした教育・生涯学習の充実に関すること
() 学生の教育、インターンシップ及びボランティアに関すること
() 教職員、教育支援者の研修に関すること
() 研究開発、共同研究に関すること
() 知的資源、人的資源及び物的資源の相互活用に関すること
() 甲が推進する教育に係る施策に関すること
() その他前条の目的を達成するために必要な事項に関すること

協定締結式の中で、國分学長より、「たてもの園を学芸大のホームミュージアムのように位置付け、相互の強みや資源をいかして、コンテンツづくりや教育者の育成に役立てたい。先進的な取り組みになることを期待している」と挨拶いたしました。

藤森館長からは、「ボランティアも高齢化が進んでいるので、若い人が関わる、増えることへの期待は大きい」。市川園長からは、「市民に支持される・社会に根付く施設であるためには、若者の力が必要。 例えば、ボランティアを、今までのお手伝い型から企画提案型に変えていったりすることで、社会教育の場を作りたい」との発言がございました。

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左:藤森館長、右:國分学長

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協定締結式の冒頭で挨拶する國分学長(左から3人目)

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質疑応答でコメントする藤森館長(左から2人目)

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協定への思いを説明する市川園長

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左から、市川園長、藤森館長、國分学長、君塚教授、金子教授