高校生が来学し日本語厳禁の英語の自主ゼミを1日体験!

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 20241222日(日)に郁文館夢学園ID学園高等学校の高校生21名が引率の先生方と共に来学し、日本語使用厳禁の英語集中演習(ITC: Intensive Training Course of English)の自主ゼミを丸1日体験しました。
 本学の自主ゼミ「学芸大ITC(KITC)は、1980年代に本学名誉教授の金谷憲先生が始められて以来、本学の英語科の学生を中心に40年以上も続いており、TA(Teacher's Assistants)と呼ばれる学生がゼミの活動の企画・運営を行っています。ITCでは日本語使用は一切禁止なので、英語を学び合う活動中はもちろん、休憩中やトイレに行く時も昼食を一緒に食べるときも、使える言語は英語のみです。本来は学生が自分の英語力や英語指導技術・教材開発能力の向上を目指して行っているゼミの活動ですが、2018年の東京農業大学第三高等学校を皮切りに、多くの高校から依頼を受けて、TAが高校に出向いたり、あるいは、高校生たちが本学に来学したりして本学のITCを体験してきました。
 今回初めて来学したID学園高等学校の高校生向けのITC(通称ID ITC)では、本学英語科の8名のTAが大活躍。まずは高校生たちを正門で出迎え、正門前での記念撮影と日本語でのミニ・キャンパス・ツアーの後、講義棟教室に移動します。オープニングで10から0まで日本語でカウントダウンし、その後はいっさい日本語使用禁止。話す相手を何回も替えながらさまざまなトピックについておしゃべりする活動でウォーミングアップをした後は、英語の歌を書き取る活動や英語による口頭の指示だけで、相手に指定されたポーズを取らせる活動、グループ対抗のクイズ大会など、英語オンリーの活動が続きます。4時間以上にも及ぶ英語のみでの活動をこなし、最後は英語で10から0までカウントダウンし、ようやく日本語使用解禁となります。高校生たちが本学伝統の自主ゼミのプチ体験を通して、英語を使う楽しみを少しでも感じてもらえたら嬉しい限りです。

高校生が来学し日本語厳禁の英語の自主ゼミを1日体験!
高校生が来学し日本語厳禁の英語の自主ゼミを1日体験!