A類理科4年の小倉正嗣さん(指導教員:渡辺理文准教授)が,日本科学教育学会第2回研究会(若手活性化委員会開催)での発表において,「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました。 この賞は,科学教育に関する優れた研究を行い,その成果を発表した若手に与えられるものです。 以下の発表論文が対象になり,受賞しました。
【発表論文名】
小倉正嗣・辻健(辻はしんにょうに点が一つ)・渡辺理文(2024)「「主体的な学び」の刷新に関する質的研究―理科授業で発揮されるエージェンシーの内実に着目して―」『日本科学教育学会研究会研究報告』第39巻,第2号,303-306.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsser/39/2/39_No_2_240264/_pdf/-char/ja
この発表論文は,「主体的な学び」に対する捉えを刷新するため,OECD Learning Compass 2030において示された「エージェンシー」へと視点を拡張し,理科授業において子どもがエージェンシーを発揮した姿を事例として示したものです。理科授業における主体的な学びを考える上で有用な視点・事例を提案しています。

