自然科学系分子化学分野の山田道夫准教授らの論文がEuropean Journal of Organic Chemistry誌の表紙(28巻 22号)に採択されました。
炭素の同素体の一つであるフラーレンは、サッカーボールのようなユニークな分子構造をもち、その特異な分子構造と性質に興味がもたれております。当該論文では、炭酸エステルを銀触媒のもとでフラーレンと反応させることで、フラーレン表面に八員環を含む開口構造をワンステップで構築することに成功しました。
炭素の同素体の一つであるフラーレンは、サッカーボールのようなユニークな分子構造をもち、その特異な分子構造と性質に興味がもたれております。当該論文では、炭酸エステルを銀触媒のもとでフラーレンと反応させることで、フラーレン表面に八員環を含む開口構造をワンステップで構築することに成功しました。
これは、フラーレンの内部空間の利用に向けた新たなアプローチとして大きな可能性を秘めています。
論文:Michio Yamada, et al. European Journal of Organic Chemistry, 2025, 28 (22), e202500114.
