本大会は毎年6月に行われる東日本の大学選手権大会になります。今年は東京、埼玉、神奈川の1都2県の体育館を使用し開催されました。大会の中で本学男子バレーボール部は1回戦を順当に勝利し、2回戦からは関東大学1部リーグのライバルと対戦を続ける厳しい組み合わせを勝ち抜き、準々決勝では春季リーグ優勝の早稲田大学を撃破し2年連続のベスト4に進出しました。全ての試合において本学らしい溌剌とした、粘り強いプレーで白熱した試合を展開し会場を沸かせました。
主将談: 男子バレーボール部主将の木下柊人(生涯スポーツ4年)
東日本インカレが 6 月 24 日から 28 日まで行われました。トーナメントの組み合わせ的には、厳しい相手との対戦が続く山になってしまいましたが、一戦一戦をチーム全員で戦い抜きました。準々決勝では春の王者・早稲田大学にフルセットの末に勝利することができました。これまで取り組んできたことが結果として現れ、自分たちにとって大きな自信となりました。しかし、続く準決勝では筑波大学と対戦し 2 セット先取しながらも、フルセットの末に逆転で敗れてしまいました。あと 1 セットが取り切れず、悔いの残る試合となってしまいました。それでも気持ちを切り替えて「ここまで来たからには必ず 3 位を取ろう」とチ
ームを鼓舞し、迎えた 3 位決定戦。最後まで粘り強く戦いましたが、またしてもフルセットで敗れ、結果は 4 位となりました。結果としてチームを勝利に導けなかったことにキャプテンとしての責任を強く感じています。
今大会は悔しさの残る大会ではありましたが、チームからは 2 名が個人賞を受賞し、それぞれの活躍が評価されたことは本当に誇らしいです。自分たちにとって手応えと成長を感じられた大会である一方、「勝たなければいけない試合を落とした」という現実も突きつけられました。
この悔しさを忘れず、夏の期間に一人一人が日々鍛錬し、チームとしてもう一段階上のレベルを目指します。次は「必ず優勝する」その覚悟で取り組みます。このチームで過ごせる残りわずかな時間の中で、自分たちの集大成をしっかり形にし、最後は全員で心から笑って終われるチームを創り上げます。
この大会のために多くの方が関わり、支えて下さったことに心から感謝しています。また、連日応援に駆けつけて下さった先生方、OB そして保護者の皆様、本当にありがとうございました。引き続きご支援・ご声援のほどよろしくお願い致します。
個人賞受賞者談
ベストスコアラー賞受賞:堤凰惺(生涯スポーツ2年)
ベストスコアラーという個人賞をいただきましたが、これは自分ひとりの力ではなく、仲間たちの支えがあってこそのものです。チームとしてはあと一歩届かなかった悔しさもあるので、次は結果でも胸を張れるよう、また頑張ります。引き続き、東京学芸大学男子バレーボール部のご支援、応援のほどよろしくお願いします。
サーブ賞受賞:森日々輝(生涯スポーツ2年)
今回、サーブ賞をいただくことができてとても光栄です。チームとしてサーブの強化に取り組んでおり、日々の練習の成果が形になったことを嬉しく思います。サーブは試合の流れを左右する大事なプレーなので、これからも安定したサーブを目指して努力し続けたいと思います。