東京学芸大学こどもの学び困難支援センター(以下、sure)が実施するインターンシッププログラムが、第9回「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」において優秀賞を受賞いたしました。
このアワードは、学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシップやキャリア形成支援の取り組みを表彰するものです。今回は1000以上の応募法人の中から、優秀プログラムとして選出されました。
【受賞プログラム】
東京学芸大学・株式会社ラグーンリゾート名護・名護さくら教室
「沖縄の観光と地域のリアルをつなぐ ―ホテル×子どもの居場所協働型インターンシップ―」
【取り組みの概要】
sureでは2022年より、株式会社ラグーンリゾート名護「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」および沖縄県名護市のこども食堂「さくら教室」との協働によるインターンシップを実施しています。このインターンシップは、学生教育の機会を創出しようというセンターと、こどもたちに充実した教育の機会を提供しようというさくら教室、地域社会への貢献を果たしていこうとするホテルの三者の想いが重なって実現したプログラムです。
日本有数の観光地・沖縄。華やかなイメージが想起される一方で、こどもの貧困率は全国平均の2倍を越える数値となっており、地域社会で暮らすこどもたちの教育環境には厳しい現実もあります。本プログラムでは、これまでにのべ80名の学部生・大学院生が参加(長期休暇中に開催。1年あたり2シーズン、合計8シーズン開催)し、ホテルのレストラン業務や企画業務、さくら教室の支援活動、地域学校協働活動を通じて、そうした沖縄のリアリティを多面的に体感しながら学びました。今年度も引き続き開催予定です。また、これまでに、本プログラムをモデルにしたプログラムが他大学で実施されるなどの実績もでき始めています。
【審査コメント】
観光と子ども支援のリアルから、地域で働く意味を体感する実践型プログラム。沖縄の観光産業の現場と地域の子ども支援を結びつけ、ホテル実務と企画業務、子ども食堂での支援活動を組み合わせ、学生は多様な立場の人々と協働しながら、社会課題のリアルに向き合うことができている。事前研修から事後の振り返りまで一貫した学習プロセスを通じて、経験を深い自己理解と将来像の具体化へとつなげている点も、教育効果の高い取り組みとして評価された。
sureでは今後も本プログラムを通じ、学生たちの職業観の涵養を図るとともに、地域と連携した学びの機会を提供してまいります。
(表彰式の様子)
(ミートアップセッションの様子)
【子どもの学び困難支援センター講師:田嶌大樹】
沖縄と東京。ホテル、こどもの居場所、大学。それぞれの想いや願いを紡ぎあいながら取り組んできたことを、今回このような形で評価していただき、大変光栄に思います。連携や協働の中に生まれる意味や価値をしっかりと社会に発信しながら、取り組みを盛り上げていけたらと思っています。
【参考】
こどもの学び困難支援センターHP:https://suretgu.com/
オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパHP:https://www.okinawa.oriental-hotels.com/
名護さくら教室HP:https://kanutancafe.wixsite.com/nagokids
マイナビ NEWS RELEASE:https://www.mynavi.jp/news/2026/04/post_53067.html
東京学芸大学公式Webマガジンedumotto「東京⇄沖縄学生といっしょに歩むこども食堂」:
https://edumotto.u-gakugei.ac.jp/2023/08/28/3504/
