東京学芸大学こどもの学び困難支援センター(以下、sure)と沖縄県名護市のこども食堂「さくら教室」の連携による実践研究が農林水産省主催「第10回食育活動表彰」ボランティア部門 食育推進ボランティアの部において農林水産大臣賞を受賞いたしました。
この表彰は、食育関係者を対象として、その功績を称えるとともに、その取組の内容を広く国民に周知し、食育を推進する優れた取組が全国に展開していくことを目的としたものです。
6月6日に「第21回食育推進全国大会inとちぎ」にて執り行われた表彰式に、sureの田嶌大樹講師、神谷康弘客員准教授、千野たみ専門研究員および実践に参加する学生が出席いたしました。
【受賞プログラム】
東京学芸大学 こどもの学び困難支援センター さくら教室学生チーム
「オンラインでつなぐ沖縄のこどもの食と学び」
【取り組みの概要】
sureでは2021年より、沖縄県の子どもの貧困、孤食、教育格差といった課題に対する包括的な支援の実施を目的として名護市のこども食堂「さくら教室」との連携を開始しました。東京と沖縄という物理的な距離をオンライン会議システムなどのICTツールを用いてつなぎ、単なる学習支援を超えた「子どもの居場所」づくりに取り組んでいます。画面越しに食事を囲み、対話を深めることで、子どもたちが安心して心を開ける環境を整えてきました。また、教員や教育支援職を志す本学の学生の専門性を活かし、子どもたち一人ひとりの成長に寄り添いながら、健やかな食習慣の形成や学習意欲の向上を多面的に支援しています。
さらに、sureではこれまで沖縄県内の企業や高等教育機関との連携のもと「沖縄Tacoスパ!!」「琉球黄金素麺」「琉球黄金もち麺」といった食品を共同開発してまいりました。これらの食品は、本来廃棄やダウンサイクルされる食品副産物(ビール酵母)をアップサイクルしたものです。そして、食品の売上をさくら教室の運営費に充てることで、持続可能な「子どもの居場所」づくりに資する運営モデルの構築を目指しています。
(鈴木農林水産大臣と神谷客員准教授)
(表彰式終了後の記念撮影)
【参考】
こどもの学び困難支援センターHP:https://suretgu.com/
さくら教室HP:https://kanutancafe.wixsite.com/nagokids
農林水産省「食育活動表彰」HP:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/index.html
農林水産省「第10回 食育活動表彰 事例集」:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/10th/attach/pdf/result-2.pdf
東京学芸大学公式Webマガジンedumotto:「東京⇄沖縄 学生といっしょに歩むこども食堂」: https://edumotto.u-gakugei.ac.jp/2023/08/28/3504/
東京学芸大学公式Webマガジンedumotto:「さくら教室(旧:名護こども食堂)の挑戦!『琉球黄金もち麺』開発プロジェクト」:https://edumotto.u-gakugei.ac.jp/2025/07/25/6487/
さくら教室ECサイト:https://75kids.base.shop/
