【開催報告】2週連続開催オンラインセミナー「未来を共創する高校教育~多様性・対話・探究から考えるこれからの学び~」(高校探究プロジェクト)

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 高校教員の「探究的な学びの実践コミュニティ」の創出を目的とする東京学芸大学「高校探究プロジェクト」https://g-tanq.jp/では,2026年10月9日(金)と18日(日),2週連続オンラインセミナー「未来を共創する高校教育~多様性・対話・探究から考えるこれからの学び~」(https://g-tanq.jp/seminar)を開催しました。
 高校生,教員,教育行政関係者,大学関係者など多様な立場の皆さんと,これからの学びや学校・社会のあり方を考えました。

 第1弾(10月9日)は,株式会社日立製作所 研究開発グループ 技師長の鈴木朋子氏による「STEMからSTEAMへ―多様性がつくるイノベーションと未来のキャリア」。
 複雑に絡み合う社会課題に対し,自然科学・工学に加え,人文・社会科学やデザインなど異なる専門性を生かす企業の実践をご紹介いただきました。また,「教科横断」自体を目的とするのではなく,問いを起点に必要な知識や視点を結び付ける「問いの横断」の重要性が示されました。

 第2弾(10月18日)は,組織開発コンサルタント・著作家の勅使川原真衣氏による「社会という『器』をつくるための教育とは?」。
 探究が新たな能力の物差しになっていないかという問題提起から,個人の能力だけに目を向けるのではなく,互いの持ち味や弱さを生かし合える関係性や環境,すなわち「器」をつくることの重要性を考えました。「探究=問い×他者×変容」という捉え方も提示されました。

 両回とも講演後には高校生を含む参加者が対話し,教科や立場を越えて考えを交わしました。事後アンケートには,異なる視点との出会いが新たな価値を生むという気づきや,成果だけでなく問いや考え方が変わる過程を大切にしたいという声が寄せられました。

 本プロジェクトが提唱する「探究2.0」は,多様性・対話・集合知・共創を大切にする,他者に開かれた探究です。今回のセミナーは,その意義を改めて捉え直す機会となりました。
 12月20日(日)の対面イベント「探究の共創 in Winter 2026」でも,高校生の探究活動の経過報告を起点に,対話を通した学びの広がりを目指します。

※高校探究プロジェクトでは,毎月ニュースレター「Let's TANQ便り」を発行しています。今回の開催報告(Vol.62)をはじめ,バックナンバーもぜひご覧ください。
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【問い合わせ先】
東京学芸大学 高校探究プロジェクト事務局
e-mail: g-tanq@ml.u-gakugei.ac.jp

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