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「学芸大生がひらくサスティナブルな未来プロジェクト」報告(2)
地域在住の外国人への生活支援プロジェクト  実施報告書(PDF:249.90KB)
 活動テーマと実施グループについて

テーマ 地域在住の外国人への生活支援プロジェクト
実施期間 平成18年8月1日〜平成19年2月28日
支援金額
活動グループ名 地域社会ゼミ
顧問教員名 清水 洋行
代表者氏名 成松 智樹 (東京学芸大学 N類 総合社会システム専攻 3年)

 活動の目的・概要

 地域に住む外国人が、日本での生活をより快適に送れるように支援しようと考えた企画です。
 日本在住の外国人の中には日本語を理解できない人が数多く存在し、そういった人たちは日常生活において必要な情報への接近可能性が非常に低くなっています。私たちは、国際交流協会などの団体への調査や外国人へのインタビューを重ね、地域に住む外国人の人に向けた生活情報誌を作ることにしました。交流の場や地域の情報、わかりづらい手続きなどについてのコラムなどが内容となっています。また、冊子は日本人が読んでも楽しめる内容で、双方の架橋となってくれればいいと考えています。今回の反応などを見て、今後も冊子を増刷するなどゼミで活動を継続していくつもりです。

 活動の具体的内容

活  動  項  目

内  容  等

現状調査

対象地区における外国人の分布状況や構成状況等の実態調査を実施。
関連する機関・団体や関連資料などをあたる予定。

資料・情報収集

在住外国人の求める情報や、生活に便利だと考えられる情報の収集。
支援団体、支援方法についての情報収集。

生活冊子作成

対象地区での生活便利冊子作り。
インターネットを利用しない人も考慮に入れた媒体であり、今後Webページとの両立も目指す。

報告書作成

活動内容の成果の報告を冊子としてまとめる。


 実施スケジュール

  時  期

活 動  内  容  等

平成18年 8月

現状調査

9月

インタビュー調査、資料・情報収集

10月

インタビュー調査、資料・情報収集

11月

インタビュー調査、資料・情報収集、作成する媒体の構想を練る

12月

生活情報冊子作成のための話し合い、調査

平成19年 1月

生活情報冊子作成のための話し合い、調査

2月

成果報告書の作成、提出

生活情報冊子作成のための話し合い、調査、印刷

3月

冊子の完成と関係機関への配布・報告


 活動グループの設立の経緯と今までの実績

 今回の活動グループである地域社会ゼミは「まちづくり」をテーマに勉強することを目的として3年前に作られた自主ゼミです。テキストを読み勉強会を開く他に、社会学的に問題とされる地域でのフィールドワークも行ってきました。これまでに名古屋市の「都市計画」「ホームレス」、豊田市の「外国人労働者」、都電荒川線沿いの「下町」「商店街」などについて調査をしたりしてきました。今後はこれまでの活動に加え、まちづくり活動を行っている自治体や団体などと協力させていただくなどして、実践的な活動も行っていきたいと考えています。

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