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「学芸大生がひらくサスティナブルな未来プロジェクト」報告(1)
地域在住の外国人への生活支援プロジェクト
 活動テーマと実施グループについて

テーマ 地域在住の外国人への生活支援プロジェクト
実施期間 平成19年7月〜平成20年2月
支援金額 78.750円
活動グループ名 地域社会ゼミ
相談できる教員名 清水 洋行
代表者氏名
鎌倉 健太 (東京学芸大学 初等教育教員養成課程 社会専修 3年)

 活動の目的・概要

 前年度もこのプロジェクトに参加していましたが、今回も同様に地域に住む外国人の方々が日本での生活をより快適に送れるように必要な情報を集めて冊子を発行しようという企画です。今回は前年度の反省をふまえ、外国人の方にも読みやすい冊子作りを目指しました。結果としては、私たちのページの構成技術が向上したこと、印刷業者に印刷をお願いしたことなどから前回より見やすく作ることができました。今後は、ホームページに専用ページを開設しインターネット経由でも冊子の情報が閲覧できるようにし、加えてアンケート調査によって読者の反応を調べ、フィードバックを充実させていきたいと考えています。

 活動の具体的内容

活  動  項  目

内  容  等

資料・情報収集
在住外国人の求める情報や、生活に便利だと考えられる情報の収集。
前回発行の冊子の反応の調査と今回の冊子の発行後の反応の調査。
冊子作成

対象地区での生活支援冊子づくり。

紙媒体での冊子作成に加え、インターネット上での冊子公開を目指す。(今後の予定です。)

報告書作成

活動内容の成果を報告書にまとめた。

広報活動

製作スタッフ増員のためポスター掲示などを行った。


 実施スケジュール

  時  期

活 動  内  容  等

平成19年 7月

・ 前回の冊子発行後の読者の反応の調査・広報活動開始

      8月

・ 読者の反応の調査も考慮した上で次号の冊子の内容を検討
・ 資料情報収集

      9月

・ 読者の反応の調査も考慮した上で次号の冊子の内容を検討・決定
・ 資料情報収集

10月

・ インタビュー調査・依頼
・ 資料情報収集

11月

・ インタビュー調査・依頼
・ 冊子の作成

12月

・ 冊子の作成、校正、印刷

平成20年 1月

・ 冊子の完成、配布
・ 発行後の読者の反応の調査

2月

・ 成果報告書の提出
・ 発行後の読者の反応の調査

3月

・ 合同成果発表会での活動報告(4月)


 活動グループの設立の経緯と今までの実績

 今回の活動グループである地域社会ゼミは「まちづくり」をテーマに勉強することを目的として2003年に作られた自主ゼミです。テキストを読み勉強会を開く他に社会学的に問題とされる地域でのフィールドワークも行ってきました。昨年度は谷中・根津・千駄木(通称「谷根千」)や秩父の夜祭、岩手県の釜石(製鉄)・遠野(『遠野物語』)・花巻(花巻祭)などへ行って、調査を行いました。また、このプロジェクトに参加して国分寺・小平・小金井を対象に様々な調査を重ね、最終的には外国人の生活支援情報誌を完成させました。
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