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応用2地域と子どもの遊び (2006年度後期)
○担当教員 : 中澤 智恵 (総合教育科学系 生活科学講座 生活科学分野 准教授)
○曜日時限: 金曜 2限 / ○教室: 家庭科棟 501教室 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

 学校と地域・家庭との連携は今日の教育の大きな課題の一つであり、学校教員にとっても、地域を理解し、地域の中で子どもを育てるという視点が求められている。本授業ではとくに、学校外の教育活動、社会教育活動、子ども支援・子育て支援活動などでの「子どもの遊び」支援の実践活動を取り上げ、「子どもの遊び」を切り口に、子どもに関わるおとな、学校と地域・家庭の連携のあり方について理解を深めることをねらいとする。


 内容

 地域における子どもの遊びについて、直接観察および諸研究・調査結果をもとに理解を深める。直接観察としては、冒険遊び場やプレイパークにおける子どもの遊び支援の活動に複数回参加する。その上で、子どもの遊びのあり方や、プレイリーダーとしての大人の関わり方について考える。また、地域グループの協力を得て、子どもの遊びづくりのミニ企画を受講学生主催によって実施する。以上にもとづいて、レポート作成・発表及び共同討議を行ない、学校と地域・家庭の連携についての課題、および大人の子ども(の遊び)に対する関わりのあり方についての課題を整理する。


 参考文献

● 羽根木プレーパークの会編「遊び場(プレーパーク)のヒミツ」 ジャパンマシニスト社、1998年

● 大村璋子「遊び場づくりハンドブック−自分の責任で自由に遊ぶ」 ぎょうせい、2000年

● 柏木恵子・森下久美子「子育て広場武蔵野市立0123吉祥寺―地域子育て支援への挑戦」 ミネルヴァ書房 1997年

● 田中治彦編「子ども・若者の居場所の構想−「教育」から「関わりの場」へ」 学陽書房、2001年

● 子どもの参画情報センター編「居場所づくりと社会つながり」 萌文社、2004年


 授業スケジュール

第1回     オリエンテーション、見学のガイダンス・日程調整

第2回     子どもの遊びと支援活動に関する講義

第3〜4回  冒険遊び場の見学(1)

第5回     見学レポート及び共同討議(1)

第6〜7回  冒険・遊び場の見学(2)

第8回     見学レポート及び共同討議(2)

第9〜10回  ミニ企画準備

第11回    ミニ企画実施

第12回    ミニ企画の振り返り及び共同討議

第13〜14回 総合演習に向けての話し合いとグループ分け

第15回    まとめと課題の整理

 (上記の見学は土曜日・日曜日あるいは祝日等に行う。)

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