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応用1まちの風景・暮らし・文化:フィールドワークで探る武蔵野 (2006年度後期)
○担当教員 : 椿 真智子 (人文社会科学系 人文科学講座 地理学分野 准教授)
○曜日時限: 月曜 2限 / ○教室: S棟 105教室 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

 武蔵野の風土を基盤として、人びとの暮らしや景観、生活文化がどのように形成され変化してきたのかを、フィールドワークにもとづき考察する。なおここでフィールドワークとは、野外調査あるいは現地調査(観察)、聞き取り調査等を意味する。すなわち本授業では、地域学習や身近な地域の学習などに主体的かつ実践的に対応できるよう、武蔵野を題材として、フィールドワークの基本的な方法論や具体的手法を理解し習得することを目指す。同時に、行政資料や統計資料、地誌類ほかさまざまな資料や地図等の取り扱いについて学び、地域社会を多角的・客観的に把握する能力や技術を養成する。


 内容

 学芸大学周辺地域を対象に、自然環境や土地利用、生業形態、社会属性、民俗、生活文化などの特徴と変化、それらの相互関係について、地図や諸資料と現地観察にもとづき考察する。できれば大学周辺でのミニ巡検を実施し、現在の景観的特徴や農業経営、都市化の実態などを観察し、武蔵野の歴史的変遷と地域的特性について考える。

 まとめとして、各自、対象地域やテーマを設定して、自分で撮影した写真にもとづく武蔵野(学芸大学周辺)の風景や人びと・暮らし・文化の独自性や魅力を紹介するレポートを作成し、プレゼンテーションを行う予定。


 参考文献

● 浮田他 (2001) 『ジオ・パル21−地理学便利帖−』 海青社、

● 東京学芸大学地理学会 (1982) 『東京百科事典』 国土地理協会 ほか、授業時に適宜示す。


 授業スケジュール

1.    イントロダクション      

2.    武蔵野の自然環境と風土

3〜5. 武蔵野の景観と暮らし

6〜7. 文化環境としてのハケ

8.    武蔵野の社会環境       

9〜10. フィールドワークの方法と資料

11.   ミニ巡検            

12〜15.プレゼンテーション(の予定)

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