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基礎1高齢者、障害児・者と社会 (2007年度前期)
○担当教員 : 藤野 博 (総合教育科学系 特別支援科学講座 支援方法学分野 准教授)
○曜日時限: 月曜2限 / ○教室: N棟 106教室 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

 “バリアフリー”や“ユニバーサル・デザイン”という言葉は私たちの生活の中に広く浸透してきた。様々な“違い”をもった人たちがひとつの社会の中で“共生”するという考え方も、今日ではよく取り上げられる。このような意識の変化に伴って、私たちの社会は本当に障害のある人たちや高齢者にとって幸せに生きられるものになってきているのだろうか。加齢や障害の問題は私たちすべての現在と未来に関わる問題である。高齢者および障害児・者と社会との関係について様々な角度から考えてみたい。


 内容

 まず加齢や障害とはどのようなことかについて、生理学的・心理学的・社会学的に整理する。そして、これらの概念が文化的・歴史的に規定されたものであることを理解したうえで、今日の社会における高齢者、障害児・者を取り巻く状況とその問題を浮かび上がらせたい。身近なところからの“気づき”を大切にしたい。そのため、授業の中で自ら問題について調べ、まとめ、発表し、討論するなどの機会を設け、能動的な学習を。


 参考文献

随時紹介する。


 授業スケジュール

1. 加齢と生涯発達

2. 心身の障害と活動・参加

3. 自立と共生

4.    バリアフリーとユニバーサル・デザイン

5.    日常生活の中のバリアフリー調査(1):班分けとテーマの設定・調査計画立案

6〜7. 日常生活の中のバリアフリー調査(2):調査実施

8〜9. 日常生活の中のバリアフリー調査(3):調査結果の分析・まとめと発表準備

10〜12.日常生活の中のバリアフリー調査(4):調査結果の発表

13. 日常生活の中のバリアフリー調査(5):発表内容についての討論

14. 総合討論

15. 試験

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