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高齢者、障害児・者と地域
○コーディネーター : 奥住 秀之
 授業全体の特徴と内容
 このプロジェクト学習科目は、高齢者、障害児・者をキーワードに、地域環境を考察する取り組みである。
 受講生は、高齢者、障害者の特性に関する4つのプロジェクト学習科目を受講する。取り上げる問題は、言語障害、視覚障害、聴覚障害、など多岐にわたる。
 全体を通底するねらいとしては、障害があるという社会的弱者におかれた状態にある人の特性や生活スタイル等を体験的に学ぶことを通して、障害のある人もない人も暮らしやすい地域、社会とはどのようなものなのかを学生に考えさせる。
 授業は講義形式と体験学習を組み合わせながら行う。たとえば、言語コミュニケーション手段を有していない場合のコミュニケーションはどのような方法があるのか、その場合にどのような事柄は伝達しやすいのか、どのような事柄は伝達しにくいのか。視覚に制約がある人たちは、移動するとき、どのような状態に悩むのか、どのような支援がその困難を減少させるのか。そういう事実の中で、地域や社会はどうあるべきか、ということを学生は主体的に学ぶ。
 授業では、地域で活躍する専門家の話を聞く機会もつくりたい。たとえば、地域の障害児学童保育の支援員は、どのように地域の中で放課後活動づくりを行っているのか、どのように学校と連携をとっているのか、保護者のニーズをどのように実践に反映させているのか、どのような社会への変革を目指しているのか等々、通常では聞けない話を学生は主体的に聞くことができ、その後の体験的学習へ活かすことができる。
2006年  
基礎1
(07年度前期)
テーマ
担当教員
藤野 博 (総合教育科学系 特別支援科学講座 支援方法学分野 准教授)
基礎2
(07年度前期)
テーマ
担当教員
岡 典子 (総合教育科学系 特別支援科学講座 特別ニーズ教育分野 准教授)
応用1
(07年度後期)
テーマ
担当教員
小林 厳 (教育実践研究支援センター 特別ニーズ教育支援部門 准教授)
応用2
(07年度後期)
テーマ
担当教員
澤 隆史 (総合教育科学系 特別支援科学講座 発達障害学分野 准教授)
総合演習
(08年度前期)
テーマ
担当教員
奥住 秀之 (総合教育科学系 特別支援科学講座 発達障害学分野 准教授)
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