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プロジェクト学習科目2
住みつづけたい地域の学び―Place Attachmentからの始まり (2008年度前期)
○担当教員:  樋口 利彦 (総合教育科学系 環境教育実践施設 教授)
○曜日時限:  木曜2限 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標
 土地への愛着と住みつづけたい地域の関係を見出すことを狙いとし、武蔵野の自然、文化、社会をテーマに地域学習を展開する。地域学習を通じて、大学近隣(小金井、国分寺、小平)の魅力を知り、その地域に存在する課題を見出すこと。

 内容

 大学近隣をフィールドにして、地域学習を実施する。講義とフィールド学習を組み合わせた授業となる。講義で地域の情報を得ると共に、野外での学習を授業時間においてできるだけ実施し、武蔵野の自然、文化、社会の魅力を探索する。正規の授業の他にも、土日の野外実習を1〜2回設定するので、正規の授業をその分軽減する。地域学習により武蔵野の魅力を知る中で、住みつづけたい地域とは何かを問う。また一方では、探索活動を通じて地域に存在する問題を掘り起こし、そうした課題を更に深める学習を展開する。課題解決に向けて活動する市民、事業者、行政の存在に気付く。授業では、様々な人々やグループが作成した地域探索の紙資料、学習教材、視聴覚教材も提示するので、総合演習で課せられる目標を意識してほしい。


 参考文献

特に定めない。適宜、参考文献を授業の資料の中で示す。


 授業スケジュール

 1     武蔵野の自然の成り立ち

 2     武蔵野の湧水、野川、そして多摩川

 3     武蔵野の雑木林と屋敷林

 4     武蔵野の生活史(新田開発以前)

 5     武蔵野の新田開発、農地・農業、用水

 6     武蔵野の近代化(明治以降)

 7     武蔵野の環境問題とまちづくり1(ごみ問題と緑地問題)

 8     同上2(行政と市民活動)

 9     グループディスカッションによる課題発見の共有1

10     同上2

11〜14 土、日、祝日を使ったフィールドワーク2回

15     結果発表―総合演習に向けて

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