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総合演習探索から活動へー住みつづけたい地域づくりに向けて(2008年度後期)
○担当教員: 樋口 利彦 (総合教育科学系 環境教育実践施設 教授)
         原子 栄一郎 (総合教育科学系 環境教育実践施設 教授)
○曜日時限: 月曜2限 /○学年: 2年生
 ねらいと目標

 プロジェクト学習科目で学んだ武蔵野の自然、文化、社会に関する知見と技能を元にして、より徹底した探究学習を進め、その成果を住みつづけたい地域づくりに貢献する具体的な活動に練り上げていく。最終目標となる具体的な活動としては、たとえば、綿密な取材を通して記録されたルポルタージュ、住みつづけたい地域を学ぶための学習プログラム・教材・教具・学習支援材、住みつづけたい地域をつくり出す活動プログラムなどがあげられる。


 内容

 総合演習は、グループを単位にして活動を行う。学生の興味関心・課題を踏まえてテーマ別にグループを編成し、そのグループで、最終目標となる住みつづけたい地域づくりに貢献する「具体的な活動」を考案し、それに向けて、学期を通して学習、調査、設計、制作、試行、実施を行う。学期の最後には、クラス全体(公開)での発表会を開き、それぞれのグループの活動を報告し合う。

 各グループには、担当教員の他に、学内外の様々な人材から指導、助言、支援を頂く予定である。

 最終目標となる「具体的な活動」の成果物としては、たとえば、身近な自然(林、水辺、公園など)の環境学習プログラムの企画(と実施)、環境学習で利用可能な冊子・地図・データベースの作成(と利用)、都市部の農地と農業に関するイベントの企画(と実施)、住みつづけたい地域を揺るがすゴミ問題、地域開発問題、安全・安心問題、高齢者医療福祉問題、子育て問題、差別・格差問題などのルポルタージュ、住みつづけたい地域づくりに取り組む人たちの活動協力・支援などが想定される。


 参考文献

 特に定めない。授業の中で適宜、紹介、配布する。


 授業スケジュール

●授業スケジュール

1      オリエンテーション:「具体的な活動」の実例紹介

2〜3   グループワーク:「具体的な活動」の構想を練る    

4〜5    先進事例紹介(外部講師による講義含む)

6      構想計画発表・検討会

7〜9   グループワーク

10〜12 活動進捗報告、グループワーク                

13     予備発表会                

14     発表修正のグループワーク

15     公開発表会

●備考

1)授業スケジュールは,活動の進捗状況に合わせて適宜変更する。
2)教室での授業の他に、教室外での個人・グループ作業が必要になる可能性があるので、
  その場合は、正規授業時間数を軽減することがある。

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