総合演習は、グループを単位にして活動を行う。学生の興味関心・課題を踏まえてテーマ別にグループを編成し、そのグループで、最終目標となる住みつづけたい地域づくりに貢献する「具体的な活動」を考案し、それに向けて、学期を通して学習、調査、設計、制作、試行、実施を行う。学期の最後には、クラス全体(公開)での発表会を開き、それぞれのグループの活動を報告し合う。
各グループには、担当教員の他に、学内外の様々な人材から指導、助言、支援を頂く予定である。
最終目標となる「具体的な活動」の成果物としては、たとえば、身近な自然(林、水辺、公園など)の環境学習プログラムの企画(と実施)、環境学習で利用可能な冊子・地図・データベースの作成(と利用)、都市部の農地と農業に関するイベントの企画(と実施)、住みつづけたい地域を揺るがすゴミ問題、地域開発問題、安全・安心問題、高齢者医療福祉問題、子育て問題、差別・格差問題などのルポルタージュ、住みつづけたい地域づくりに取り組む人たちの活動協力・支援などが想定される。
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