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プロジェクト学習科目1自然観察の方法と指導法(2008年度前期)
○担当教員: 片山 舒康 (自然科学系 広域自然科学講座 環境科学分野 教授)
○曜日時限: 月曜2限 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

近年,子どもの自然離れが進んでいることが指摘されてきている.現在,本学に在学している学生諸君の多くは,その自然離れをしている子どもたちであった可能性が高い.そうした学生諸君が教員になった場合,その教員に指導される子どもたちは,さらに自然離れの傾向を強くすると思われる.この悪循環を断ち切るためには,遅まきながらも教員養成の段階で学生諸君に自然体験をしてもらうとともに,野外における環境学習の理論と実践を体得してもらう必要がある.

この授業では,履修学生に自然観察の方法およびその指導法を理解し身につけてもらうことをねらいとする.


 内容

1.野外における環境学習の教育的位置づけ

2.図鑑類やインターネットウェブサイトの利用法

3.自然(特に動物や植物などの生物)観察の方法と指導法

4.自然観察路(ネイチャートレイル)作成に必要な様々な情報の収集

5.自然観察路(ネイチャートレイル)作成とそのガイドブックの作成

6.作成した自然観察路のツアー

(内容4〜6は各履修学生への課題)

授業は室内での講義および野外での実習を組み合わせて実施する.野外活動は天候に左右され,当日の天候によって活動内容を変更せざるを得ないので,授業計画通りに実施できないことがある.


 テキスト

北野日出男・樋口利彦(編著)「自然との共生を目指す環境学習」玉川大学出版部1,680円(税込み)
後期の総合演習でも使用する.


 参考文献

日浦 勇 著「自然観察入門(中公新書)」中央公論社
(財)日本自然保護協会編「自然観察ハンドブック」思索社
(財)日本自然保護協会編「小さな自然かんさつ こどもと楽しむ身近な自然」平凡社.その他,随時紹介する.


 授業スケジュール

 1 野外における環境学習の教育的位置づけ(1)

 2 野外における環境学習の教育的位置づけ(2)

 3 図鑑類やインターネットウェブサイトの利用法(1)

 4 図鑑類やインターネットウェブサイトの利用法(2)

 5 自然観察の方法と指導法(1)

 6 自然観察の方法と指導法(2)

 7 自然観察の方法と指導法(3)

 8 自然観察路の作成に必要な情報の収集(1)

 9 自然観察路の作成に必要な情報の収集(2)

10 自然観察路の作成に必要な情報の収集(3)

11 作成した自然観察路のツアー(1)

12 作成した自然観察路のツアー(2)

13 作成した自然観察路のツアー(3)

14 作成した自然観察路のツアー(4)

15 作成した自然観察路のツアー(5)

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