司書のお役立ち情報

司書のお役立ち情報を掲載します!
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2021/02/09

図書おみくじで分類を学ぼう

Tweet ThisSend to Facebook | by 宮崎(主担)
 年の始めの図書の時間には、おみくじをしました。おみくじといっても、本との出会いを占う「図書おみくじ」です。大吉などの運勢のほかに、図書の分類番号とそれに関係した言葉が書いてあります。例えば、「分類番号290の本を読むと世界旅行ができるでしょう」「分類番号289の本を読むとあこがれの人に出会えるかもしれません」などです。290は世界の国々の本の分類番号なので世界旅行、289は伝記の分類番号なのであこがれの人、というわけです。こじつけのようなものもありますが、子どもたちはくじというだけで大喜びで引いて、面白がってくれます。引いた分類の本を借りなくてはいけないわけではないのですが、案外真面目に分類番号表を見たりしながら、本探しを楽しんでくれるようです。遊び感覚ですが、いつもは手を伸ばさないような本に出会うチャンスになれば、という思いと、分類番号と本の並びを確認してもらいたいというふたつのねらいがあり、なかなか効果的でおすすめな方法です。「資料アラカルト」におみくじデータを載せていますのでよかったらご利用ください。ちなみにおみくじの筒は、ブックコートの芯を使っています。(東京学芸大学附属竹早小学校司書 宮崎伊豆美)
14:28
2021/02/09

図書館で謎に挑む!

Tweet ThisSend to Facebook | by 村上

 今回のお役立ち情報は、世田谷区立瀬田中学校の学校司書 衛藤北斗さんからこの楽しい企画を伺い、是非執筆を!とお願いしました。

生徒たちの反応が見たくて

 図書館が謎解きの舞台になったら、生徒はどんな反応をするだろう。きっかけは小さな疑問から生まれました。

 学校司書は「生徒たちの活動に寄り添うには、どのような工夫をすれば良いだろうか」という謎に挑み続ける仕事です。蔵書をニーズに合わせ、レイアウトを整え、特集やイベントをうち、広報する。表に見える仕事だけでも様々思いつきます。これを統合的に行えるアイデアとして、謎解きを使うことにしました。

 この取り組みを始めたのは2017年からです。ちょうど世の中で大がかりな「脱出ゲーム」や「謎解き」が行われるようになり、すぐに学校図書館でも取り入れたいと思いました。分類を使って書架を巡りクイズを解いていくような企画は以前から見られましたが、始めから既存の図書館クイズとは一線を画すルールを決めていました。それは「視覚的」であること。

 図書館は本を通してサービスを行ってきたので、いまだに文字媒体だけで提供するイメージが強くあります。おかげで学習との相性が良く、資料提供などの連携に力を発揮できる面もあるでしょう。ただ、考えてみれば社会人をターゲットにした本でも図解が好まれますし、仕事の「見える化」などが重要視されるようになって随分経ちます。

 蔵書を利用しながら隅々まで館内を巡って身体を使い、視覚的な謎からロジカルに思考して言語に変換する。イメージとしては、脳内の視覚野と言語野がビリビリ交信するような感じになることを理想として掲げました。

 世の中が様々なメディアで溢れ、図書館で扱う媒体も増えています。これから何を利用するか、謎解きの舞台を提供する立場として楽しみです。生徒からは「答えにたどり着いたらパソコン画面を使ってメッセージが流れるようにして欲しい」というアイデアも貰いました。難しそうですが、いつか実現出来たら面白いかもしれません。(写真右 色紙を糊で貼り合わせて立体成形した鍵。毎年使える。)


13:26
2021/01/11

No.43 年初めの展示 〜運勢ことわざ付きベスト100〜

Tweet ThisSend to Facebook | by 村上

 年初めの展示コーナーは、和風にしたり、干支にちなんだものにしたりと、毎年ちょっとだけ工夫を凝らしている。さてさて、今年は何をしようかと考えていて、思いついたのが3年間のベスト100を紹介するという企画です。

 昨年のベスト100にしてしまうと、借りられている本も多くなってしまいますが、3年間にすれば、棚に残っているものもけっこうあるかもしれません。そこでさっそくどんな本が該当するのか、調べてみました。期間を設定して検索すれば、あっというまに結果が出てきます。貸出中のマークも出るので、貸出されていない本がどのぐらいあるのかも、一目瞭然。棚が埋まる程度には残っていそうです。まずは、リストを見ながら本を抜き出しました。

 次に順位にそって並べて、本に順位を書いたシールを貼ろうかと考えたのですが、いやまてよ、貼るのではなく挟もう、そして牛の絵をつけてしまおうと、著作権フリーの牛のイラストを探し、シール状の紙に印刷。挟むなら少し厚みもほしいとそれを画用紙に貼って切り抜くことに。挟み込むには、長さがいるので、細長く切り抜いたら、何か書きたくなりました。おみくじみたいなものもいいかもしれないけれども、生徒の運勢を根拠なく勝手に占うのもいかがなものか…。

 そこで思いついたのが、ことわざを書くことです。運に関する良いことわざを調べてみると、これがけっこうたくさんあるのですね。誰でも知っている有名なことわざだけでは、足りなかったので、中学生はきっと知らないよね…ということわざは、裏に意味も書いてみました。

 作り終えたところで、緊急事態宣言が出ることが決まり、図書館ももしかしたら使用を控えることになるかも…と心配しましたが、おしゃべりはしないというルールを図書委員から各クラスに徹底して伝えることで、今までと同じ利用が可能となりました。
 
 3学期、本を返却にやってきた生徒の目が、必ず棚に止まります。「これ、読んだぜ、面白いから読めよ」という男子の会話も。ことわざに気づいてくれた生徒には、「これもらっていいんですか?」と聞かれましたが、今回は使いまわしているので、「あげるほどのものじゃないから、見て楽しんでね」と言っています。借りられても、補充が効くのが、3年間のベスト100です。思いつきでやってみましたが、意外とおすすめです!
 (東京学芸大学附属世田谷中学校司書 村上恭子)

08:17
2020/10/20

No.42 読書ハロウィーン

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
  読書の秋を迎えました。今年はコロナ禍で文化祭もなくなってしまい、余力が有り余っている図書委員の生徒たち。
「なにか館内でやりたい!」ということから、「読書ハロウィーン」を企画しました。
 これは希望者に、カボチャかオバケのかたちをした色紙に、おすすめの本を書いてもらい、図書委員のつくった段ボールの両面ボードに自由に貼ってもらうというもの。「オバケに本を持たせよう!」「分類記号もいれようよ!」など、自分たちで意見をだしあいながら楽しそうに準備をしていました。

 連日館内を訪れた生徒が「私も書いてくる!」と少しずつオバケとカボチャのポップが増えてきています。ボードを眺めていた中1の生徒は「この空間にいるだけで楽しい!」と友達と話しており、コロナ禍でさまざまな行事が中止や延期となるなか、明るい気持ちになってもらえたのは、図書委員にとっても大きなやりがいとなったようです。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:司書 渡邊 有理子)
13:52
2020/07/02

No.41 感染症対策「密」回避うちわ

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
 6月15日で分散登校が終わり、全校登校がはじまると、昼休みや放課後に来館する生徒の数も増えてきました。少しずつ生徒同士の距離も近くなってくるなか、昼休みに司書が活用したのが、この「三密うちわ」です。

 うちわの裏に、『「密」になっていますよ、距離をとってね!』と表示しました。これで館内で距離が近くなっている生徒たちに近づき合図を送ると「でた~、密うちわ!」とにやにやしながら距離をとってくれます。
 長期にわたる休校明けで、精神的にイライラしている子も多いなか、単に「距離が近いですよ!」と口頭だけで言われるよりも、ユーモアに包みながら合図をおくることで、和やかな三密回避になっています。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:渡邊有理子)
14:45
2020/01/24

No.40 消しゴムの「New Owner」募集企画

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
メディアセンターで一番多い落とし物は「消しゴム」です。ここ数年でかなりの数になりました。そこで図書委員に「落とした消しゴムを探しに来る人はほとんどいないし、消しゴムハンコを作るにしてもこんなにいらないし・・・」と話したところ、中1の図書委員さんたちが、「じゃあ消しゴムを引き取ってもらえるような企画をしたいです!」と言い出しました。

何かというと、カバーのついていない消しゴム本体に、色紙でカバーをつけることで見た目を可愛らしくし、新たな使い手=New Owner(ニュー・オーナー)を見つけよう、ということでした。
さっそく図書委員が作りはじめると、次々と他の生徒たちが「え~、可愛い!できたら欲しい!」「これ、予約!」などすでに引き取る気満々です。
生徒の思わぬアイデアに、小さい消しゴムも捨てずにとっておいて良かった、と思いました。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:司書 渡辺有理子)




   
16:11
2020/01/21

No.39 図書委員企画「お年玉年賀BOOK」

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
 2020年の年明け、図書委員会がお年玉「年賀BOOK」という企画を開催しました。  
美術部の図書委員が年賀状に見立てた「学校郵便」年賀状を作成し、そこに包装紙で作ったカバーをかけて中身が見えないよう輪ゴムでとめています。よくある「福袋BOOK」のような感じですが、特徴としては

①年賀状の宛名部分が本の内容のヒントになっている。
「ラストのどんでん返しが大好きなあなた様」や「美食家のあなた様」など
②年賀状のデザイン細部が学校向けに変更されている
 日本郵便→学校郵便 組番号→M2020組(メディアセンターのMと2020年の意味)
③図書委員の差出し郵便番号
 〒002-8449→イベントを開催したときのメディアセンターの蔵書冊数。2万8449冊を表示している

など。図書委員が細部まで工夫をこらした年賀はがきになっています。
企画初日からは、さっそく「この本、なんだろう?」「これ気になる~!」と、次々本が借りられ、「この企画は毎年やる!」と図書委員は大きな手ごたえを感じていました。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:渡邊有理子)

11:08
2019/12/03

No.38 逆さまブックエンド

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
 館内で展示をするときに、できる限りお金をかけずに手元にある物を使って工夫することにしていますが、今回は図書館ではよく見かける平凡なブックエンドを、発想をかえて使ってみました。                                                    

(左)通常のブックエンドを(右)のように逆さにします。するとゆるやかな坂ができます。

この逆さにしたブックエンドの上に、PCのバッテリーを購入したときに中に敷かれていた分厚い黒いスポンジを乗せました。

このスポンジの上に本を1冊ずつ置くと、同じ高さで斜めになり、本がとても手にしやすく展示できました。飛び出たブックエンドの部分に、本の紹介コメントを貼ることも可能だと思います。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:渡邊有理子)
12:09 | 展示・掲示
2018/09/29

No.37 消しゴムのカスを入れる折り紙箱

Tweet ThisSend to Facebook | by 中山(主担)
 猫の折り紙の小箱に消しゴムのカスを入れるのはいかがでしょうか。

 愛知大学のラーニング・コモンズにはこんなかわいい猫の小箱がカウンターにありました。(もとは熊本学園大学図書館にあったのを愛知大学名古屋図書館が採用し、それを見てラーコモでもやってみようと、さがしたネコの箱だったそうです。)
 
 折り方はこちら (ネコの箱)

 ほかにも ハートの箱 (長野県飯田市の小学校) リボンの箱 (長野県松川村図書館)を、使っているという情報もいただきました。
 子どもたちと一緒に折って楽しむのもいいですね。 情報提供してくださった皆様に感謝です。
  
  (元 東京学芸大学附属小金井小学校 中山美由紀)


22:38
2018/08/13

No.36 縫わずに作る布のブックカバー

Tweet ThisSend to Facebook | by 井谷(主担)
図書委員会の夏のキャンペーンの景品には、毎年文庫本用のブックカバーを作っています。
・約23X35の布 30枚分 (図書委員会の予算から購入)
・同サイズの接着芯    (同じく図書委員会予算から) 
・ボンド
・アイロン(家庭科室から借用)
・アイロン台(こちらも)
を準備します。

まず、①サイズにすべて切って                    ②布と接着芯を貼り合わせます














③本のサイズに合わせて折り目をつけ      



          ④上下と、横の片側をボンドで接着















出来上がりです。キャンペーン係8人で放課後1時間強で完成しました。














今年度は、10柄X3枚ずつで30個作りました。
接着芯とボンドでしっかり固めてあるため、ほつれてくることもあまりなく、卒業後も使っているという生徒の声も聞きます。私も10年くらい前に試しで作ったものがまだ、使えますよ。
(東京学芸大学附属小金井中学校司書 井谷 由紀)
14:14 | 図書委員会活動
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