今月の学校図書館


2017/07/03

東京学芸大学附属国際中等教育学校

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
                      今月学校図書館
   
 今月は開校10周年を迎えた、東京学芸大学附属国際中等教育学校の総合メディアセンターのようすをお伝えします。

10周年へのメッセージ
 
今年の5月2日、附属国際中等教育学校(ISS)の10周年記念式典がおこなわれました。
現在の中高一貫校となる前身の、附属大泉中学と附属高校大泉校舎は、60年をこえる歴史を積み重ねた後、現在の中高一貫校に編成替えしました。式典当日はかつての中学と高校の関係者も含め、多くの来賓の方がお見えになり、全校生徒とともに歴史を振り返りました。

 メディアセンターではこの時期、恒例となった美術部による絵画展「春の陣」が開催され、部員の一人が不思議な形の白いオブジェを搬入してきました。「このオブジェには、在校生のみなさんに、10周年へのメッセージを自由に書いてほしいのです!」とのこと。

 休み時間の館内では、「わ~い!何を書こうかな!」と中1から高3年までさまざまな生徒たちがやってきて、メッセージを寄せていきました。
たちまち白いオブジェはカラフルなメッセージで埋め尽くされ、オブジェを支える棒にまで細かな文字が書かれています。
「ISS大好き」「ISSよ永遠に」「自由ですごく楽しい!」「ISS is the BEST」、中には「課題多すぎです」というメッセージも。生徒参加型の作品は、今回の美術展でも一番人気でした。
 展示をした生徒も撤収の際に「こんなにたくさんメッセージが書かれて嬉しいです!」と大喜び。
「ところで司書さん、このオブジェは何の形かわかってましたか?」と尋ねられたので「人体ですよね?」と答えると、「学校の校章がモチーフです!!」と。「えっ!?大きすぎて、校章とはまったく気づきませんでした・・・」と生徒にお詫び。芸術作品の解釈は難しいものですね。

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