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研究部門と内容

カリキュラム構造研究開発部門(第1部門)
 第1部門では、小学校・中学校・高等学校における学校教育カリキュラムの研究開発の動向とともに、カリキュラム編成にあたって配慮されている、児童・生徒の現状や興味・関心、保護者そして教師の教育観や子ども観等について調査・研究しています。さらに、実施されているカリキュラムの教育的効果と課題について分析・考察を加え、各学校でのカリキュラム開発のための資料やモデル・プランを提供することを目指しています。そして、これらの研究開発と調査研究が、教員養成並びに教員研修プログラムの研究開発の基礎研究のひとつになると考えています。

 また、本学の附属学校園との研究協力や提携を進めるとともに、「共同研究員」制度に基づいて公私立の学校に「研究協力校」を委嘱して、学校教育カリキュラムの実証的研究を進めています。


教員養成プログラム研究開発部門(第2部門)
 第2部門では、主として教員養成大学・学部をはじめとする国内外の高等教育機関(大学等)における教員養成の営みに関しての研究を行うことを企図しています。

 現在および将来にありうる様々な教育課題に対処する有能な教員を育むためには、高等教育機関はいかなる環境を用意し、いかなる働きかけをすべきか、という問題を解明するために、国内外の各高等教育機関の取り組みに関わる資料を広汎に収集し、検討を行っています。

 あわせて、教師教育に携わる大学教員たちの実践交流の場を設け、今後の教師教育の質的発展に資することも目指しています。これらの諸事業を通じて、将来的にありうべき教員養成プログラムの検討を行っています。


教員研修プログラム研究開発部門(第3部門)
 第3部門では、教員研修プログラムの在り方についての総合的な検討を行い、特に、特色ある学校づくりにつながるカリキュラム開発能力等、今後求められるであろう教員の資質・能力の向上のための研修プログラムを作成することを目指しています。現在の学校が直面している様々な課題を解決するために、教員の日常的な研修活動が不可欠であると思われるからです。

 また、本センターが全国共同利用施設であることから、現在全国各地の教員研修センター等で実施されている様々な教員研修プログラムや大学院における現職教員研修プログラム等に関する情報の収集及びその提供に努めることとしています。