教員養成系大学・学部、国公私立教職課程の教職員対象

 

教員養成ならではの大学教職員PD(プロフェッショナル・ディベロップメント)講座

 

受講のご案内

 各講座の映像及びスライド教材の利用については、東京学芸大学の動画配信システムから視聴できます。本講座受講にあたっては、各受講者の研修効果を確認するための「セルフチェックシート」(事前・事後)、 「確認テスト」も併せてご利用下さい。

 また、実際に受講いただいたご感想やご意見を「受講者アンケート」によりお寄せ下さい。今後、プログラムの改善・改良に役立てたいと考えておりますのでご協力お願い申し上げます。

受講の流れ

01
準備
  • ① 教員養成機関に勤務する教職員に固有かつ必須に求められる力量を確認
  • ② 講座の選択
  • ③ 受講希望する講座をクリック
02
受講
03
効果測定
04
受講証明
  • 確認テストの受講
    ⇒ 合格すると受講証明発行(Eメール)










セルフチェックシートについて

 教員養成機関に勤務する教職員に固有かつ必須に求められる32の力量が、このPD講座の受講前と受講後でどう変化したのか、効果測定を行うツールです。受講者は各講座の受講前に、その講座に該当する力量の設問に対して自己評価を行い、受講後に同じ設問に対して自己評価することで各自の受講効果をセルフチェックすることができます。

確認テストについて

 各講座の講師が、講座の受講によって最低限身に付けていただきたいと考えている内容について、確認テストを作成しました。受講者が講座受講後に設問に答えることで自動的に点数化され自身の到達度が確認できます。また、確認テストに合格すると受講された講座の受講証明がEメールにより発行されます。さらに8講座全て受講され確認テストに合格すると、修了証明書が教育インキュベーション推進機構長名で発行されます。

受講者アンケートについて

 PD講座パッケージ利用者からの声を集め、継続的にPDプログラムを検証し、改善・改良を進めていきたいと考えております。率直なご意見・ご感想をお待ちしております。

  • 受講者アンケート

受講したい講座をクリックしてください。

※各講師の所属・職名は開発当時

本講座の目指す力量 ※=中心となる力

第1講

大学における教員養成

  • 大学人(教員養成系)として求められる力
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力

東京学芸大学 三石初雄特命教授

教員免許状や教員養成の原則、教員養成プログラム等わかりやすく解説します。

第2講

①教員養成系大学における学生気質と学生指導の課題

       
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力
  • 1教員養成系大学における学生気質と学生指導の課題

東京学芸大学 山口晶子専門研究員・東京学芸大学 岩田康之教授

教員養成系大学の学生はどのような特徴をもっているのでしょうか。IRの成果から説明します。

②学生の多様性とインクルージョンにおける学生支援の課題

  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力
  • 1教員養成系大学における学生気質と学生指導の課題

東京学芸大学 荒巻恵子特命准教授

インクルージョンの概念を理解して多様な学生への支援について事例から考えてみましょう。

第3講

①附属学校の役割・特色、附属学校を活用した研修

  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力

北海道教育大学 十枝内康隆准教授

附属学校はなぜ教員養成系大学・学部に併設されているのか、その意味を改めて考えてみましょう。

②大学における実践的指導力の育成について

  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力

東京学芸大学 望月耕太特命助教

ー大学インターシップ・学校ボランティアを手がかりにー

 
第4講

「師範学校」と「大学」-近代教育と教員養成の「場」の問題

  • 大学人(教員養成系)として求められる力
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力

東京学芸大学 岩田康之教授

教員養成の問題は、歴史的に規定されている側面があります。今を知るために歴史を振り返りましょう。

第5講

①「チーム学校」と教育支援・教育協働その1

       

②「チーム学校」と教育支援・教育協働その2

  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教職志望の学生の気質と生活の特徴、学習スタイルを探る力
  • 教員・職員と協働する力

東京学芸大学 松田恵示副学長

学校現場は今多様なアクターと協働で運営していく流れにあります。その最新動向をチェックします。

   
第6講

①教員養成の多様性と「質」保証

  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教員・職員と協働する力
  • PD ネットワークを構築する力
  • 評価・効果検証する力

東京学芸大学 佐藤千津教授

課程認定を受けている大学は600を超えます。課題となっているプログラムの質の保証と向上について学びましょう。

②全学教職課程の質保証—岡山大学教師教育開発センターの取組

  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教員・職員と協働する力
  • PD ネットワークを構築する力
  • 評価・効果検証する力

岡山大学 高旗浩志教授

国立の総合大学における開放制教職課程の質保証について、具体的な事例を通して学びます。

第7講

①これからの大学での教員養成について考える

  • 大学人(教員養成系)として求められる力
  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力

愛知教育大学 中山弘之准教授

教職大学院が全県に設置され、注目されている修士レベルでの教員養成について知りましょう。

②近未来の大学での教員養成をどう考える

  • 大学人(教員養成系)として求められる力
  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力

東京学芸大学 三石初雄名誉教授

教員養成の高度化と教科内容・構成論的研究を通して、近未来の大学での教員養成を考えましょう。

③国立教員養成大学・学部における「教科専門」担当教員の在り方

  • 大学人(教員養成系)として求められる力
  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教員養成カリキュラムの実際を知り、創り変える力
  • 教育実習関連科目の現状と在り方を変える力

東京学芸大学 小嶋茂稔副学長

国立教員養成大学・学部において教科内容を担当する大学教員はどのような構えで教員養成に臨むとよいでしょう。

第8講

①・②諸外国から見た日本の教員養成の現状と課題

  • 大学人(教員養成系)として求められる力
  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教員・職員と協働する力
  • PD ネットワークを構築する力

大阪教育大学 入口豊理事・副学長他

教員養成は海外ではどのように行われているのでしょうか。日本を絶対視せず、外を見てみましょう。

③教員養成のグローバル化に向けた挑戦

  • 大学人(教員養成系)として求められる力
  • 学校教育と学校組織を知り、連携する力
  • 教員・職員と協働する力
  • PD ネットワークを構築する力

東京学芸大学 長谷川正理事・副学長 ・ 東京学芸大学 下田誠准教授

教員養成のグローバル化の背景やその必要性について具体的な事例を通して考えてみましょう。

【注意事項】

HATOで公開されているすべてのコンテンツは著作権法およびその他の法令により保護されています。
HATOで公開されているコンテンツは、一定の条件の下でのみ利用を認められている第三者著作物が含まれていますので、必要に応じて利用者の自己責任の下に著作権処理を行って利用してください。
コンテンツ、またはコンテンツに含まれる図版等について、複製や授業利用をする場合は、出展元がHATOプロジェクトであることを明記してください。
HATOで公開されているすべてのコンテンツは、非営利かつ教育目的での利用に限り、以下の範囲においてコンテンツを無償で利用することができます。
 学校などの教育機関において、授業で上映・配布して利用すること。
 教員研修などで上映・配布・発表などで利用すること。
 研究報告書等に掲載し、又はこれを発表すること。
HATOで公開されているコンテンツについて、観測データや写真、実験映像などに含まれる科学的な事実や事象について、コンテンツが示す科学的な理解をゆがめるような翻案、加工をしないこと。
コンテンツの商用利用などの場合には、HATOプロジェクト研修・交流支援部門へお問い合わせください。
ご利用の際にはHATOプロジェクトへメールにてご連絡いただけるとありがたいです。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

お問い合わせ
E-mail
教員養成開発連携機構(HATO)研修・交流支援部門
kenshu02
上記アドレスに@u-gakugei.ac.jpを補完ください。