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お知らせ
〜お知らせ〜
当サイトはまもなく、リニューアルの予定です。記事の更新はもう少しお待ちください。
「
令和5年度
文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の
録画配信の準備が整いました。視聴を希望する方は、
ココ
からお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、
アンケート
にご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、
活かそう司書のまなび
に掲載しました。
令和4年度
文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→
録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→
こちら
。
「学校図書館の検索のイマ!Part1」→
こちら
当日の
プレゼン資料
新着案内
「今月の学校図書館」は
東京学芸大学附属小金井小学校
です。
「授業と学校図書館」は、新潟県立三条高等学校の押木和子先生に
「学校図書館を活用した授業(国語科として)」
を執筆いただきました。「学習活動と学校図書館・司書の役割」というタイトルで学校司書の小阪幸江さんにも執筆いただいています。
授業実践事例:教科別目次
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授業に役立つ学校図書館活用データベース
>> コンテンツ詳細
管理番号
A0275
校種
中学校
教科・領域等
国語
単元
奥の細道
対象学年
中3
活用・支援の種類
授業相談・資料提供・レファレンス
図書館とのかかわり(レファレンスを含む)
『おくのほそ道』の暗証テストと並行して、『おくのほそ道』関連の本を一冊選んで、メディアリテラシーの観点から読み解かせたい。
授業のねらい・協働にあたっての確認事項
90分授業×2の時間内で、暗証テストを行うので、その時間内でできる課題にしたい。できるだけ多様な『おくのほそ道』に関する本を用意してほしい。
提示資料
今回は絵本やマンガになったもの、俳句に重きをおくもの、旅行案内のような扱いのもの、松尾芭蕉について深くとりあげたものなど、多様な本を用意しました。その中から、3冊を選びました。
21世紀によむ日本の古典〈15〉奥の細道
西本鶏介監修 上野洋三著 太田大八絵
ポプラ社 '02.4 発行
中高生向けに書かれた古典のシリーズものですが、21世紀に読むと書かれていることや、ルビがあり、文体も読みやすいことなど、やはり特徴的な一冊でした。
221p 21cm(A5)
『松尾芭蕉 おくのほそ道』
(NHK「100分de名著」ブックス)
長谷川 櫂著 NHK出版 '14.10 発行
こちらは、「100分de名著」シリーズの一冊。そもそもこのNHKの番組がどのような人を対象に作られたものなのかを考えると、編集者の意図がみえてきます。
江戸の紀行文―泰平の世の旅人たち
(中公新書)
板坂 耀子【著】 中央公論新社 '11.1.25 発行
他の本が、「奥のほそ道」や松尾芭蕉という文字が入っているのに対して、この本はそもそもタイトルが『江戸の紀行文』…。江戸時代に書かれた代表的な紀行文を取り上げるなかのひとつに「おくのほそ道」があることに気づくまでちょっと時間がかかったようです。 また新書は、出版社ごとに、皆同じ装丁だということに初めて気づく生徒もいました。
参考資料(含HP)
参考資料リンク
http://
ブックリスト
奥の細道リテラシー用ブックリスト.xlsx
キーワード1
おくのほそ道
キーワード2
奥の細道
キーワード3
メディアリテラシー
授業計画・指導案等
「おくのほそ道」メディアリテラシーワークシート.pdf
児童・生徒の作品
授業者
渡邉裕
授業者コメント
中学生にはなじみの薄い、古文『奥のほそみち』について書かれた本が対象だったこともあり、課題の意図は理解できたが、課題のゴールが見えにくく、戸惑っていた生徒もいた。しかし、実際の本を手に取り、実感を伴って「本」の違いを考えることができたことで、今後何かを判断するための入り口に立てたように思う。その本の特徴は何かということを考えたことで、省かれていることにも注目していくことに気づいた。
中学国語の教材としてとりあげられている古文のなかでも、『奥のほそみち』は、読者層に広がりがあるため、幼児向けの絵本から、一般向けの旅行記などまで、多様な資料が揃えることができた。今後は、同様に中学生の学習材として宮澤賢治・夏目漱石など文学教材での発展も検討してみたい。
司書・司書教諭コメント
展示コーナーにズラリと並んだ、様々なおくのほそ道関係の本を目の前にして、最初は、立ち往生している生徒が少なくなかった。今回の課題は、自分が選んだ本が、どのような意図をもって編集された本なのかを、内容をじっくり読んでではなく、短時間で判断することが要求されている。『奥の細道』に関しての基本的知識は必要だが、あとは本の構成に着目することや、この力が、将来レポートや論文を書く際に、どの本が使えるかを見極めるのに役立つと伝えると、なるほどと納得してくれる生徒が多かった。普段なかなか読まない「はじめに」や「あとがき」章立てなどをじっくり読む機会が持てたことがとてもよかった。
情報提供校
東京学芸大学附属世田谷中学校
事例作成日
2017.1.17
事例作成者名
村上恭子
記入者:
村上
カウンタ
2010年9月14日より
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