教員の書籍・教材
東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。

タイトル
チームで育む病気の子ども―新しい病弱教育の理論と実践
著者
松浦俊弥(編著)、西牧謙吾(監修)、牛島洋景、射場正男、竹鼻ゆかり、藤井あけみ
出版社
北樹出版
ISBN
978-4779305511
発行日
2017年9月22日
定価(税込)
2,160円
内容
本書は、「病気の子ども」をインクルーシブ教育の中で支えていく教育者の養成を目的とした書である。内容としては、病弱教育の歴史、制度、対象となる子どもの病種、教育方法など教職員にとって必要な基本的事項をふまえた上で、通常の学校での病弱教育、子どもの心の病への対応や保護者支援のあり方、医療との連携などについての新たな流れに触れている。

タイトル
憲法パトリオティズム
著者
ヤン = ヴェルナー・ミュラー(著) 斎藤一久・小池洋平ほか(監訳) 安原陽平・根田恵多ほか(訳)
出版社
法政大学出版局
ISBN
978-4-588-01067-5
発行日
2017年9月20日
定価(税込)
2,916円
内容
ハーバーマスによって提唱された、自由や平等など憲法に含まれる普遍的原理に根ざした社会統合の構想「憲法パトリオティズム」。その政治的かつ思想的な歴史的コンテクストを明らかにする。分断社会と呼ばれる状況で、社会において市民が相互に信頼し、互いを支え合っていこうとする連帯意識が喪失していく状況への危惧のなか、いままさに、憲法とともにある新しい批判理論を提唱する。

タイトル
はじめての子ども教育原理
著者
福元 真由美 (編)
出版社
有斐閣
ISBN
978-4-641-15036-2
発行日
2017年7月20日
定価(税込)
1,944円
内容
教育の意味とはなにか、教育者のあり方とはなにかをわかりやすく伝える「教育原理」「保育原理」の入門テキスト。教育・保育に共通する普遍的な理論や考え方のエッセンスを解説し、各節のポイントやエピソードを通じて、現代の教育の構造的な理解を促します。

タイトル
高校生のための憲法入門
著者
斎藤一久(編著)、小池洋平、岩垣真人、安原陽平
出版社
三省堂
ISBN
978-4-385-36075-1
発行日
2017年5月 3日
定価(税込)
1,296円
内容
高校生に、憲法に関わる事例を具体的に解説。
いじめ、校則、プライバシー、内申書、実名報道、持ち物検査、選挙、憲法改正など、気になる事例を掘り下げた、授業でも使える26章。憲法がより身近に感じる16のコラム付き。

タイトル
教師失格 夏目漱石教育論集
著者
夏目金之助 著 大井田義彰 編
出版社
東京学芸大学出版会
ISBN
978-4-901665-49-0
発行日
2017年4月25日
定価(税込)
1,620円
内容
漱石は、熱意と愛情あふれる教師だった!
「余は教育者に適せず」と自らを評した稀代の文豪は、近代の黎明期にあってどのような理想を描き、人びとに何を伝えようとしたのか。夏目漱石の教育者としての側面に光をあてるアンソロジー。編者による理解を助ける解説、コラム、注のほか、漱石略年譜を収載。生誕150年記念出版。
教員志望者、学校教員はもちろん、中高生から大学生にもオススメの一冊です。