書籍

教員の書籍・教材

東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。


教師失格 夏目漱石教育論集

タイトル

教師失格 夏目漱石教育論集

著者

夏目金之助 著 大井田義彰 編

出版社

東京学芸大学出版会

ISBN

978-4-901665-49-0

発行日

2017年4月25日

定価(税込)

1,620円

内容

漱石は、熱意と愛情あふれる教師だった!
「余は教育者に適せず」と自らを評した稀代の文豪は、近代の黎明期にあってどのような理想を描き、人びとに何を伝えようとしたのか。夏目漱石の教育者としての側面に光をあてるアンソロジー。編者による理解を助ける解説、コラム、注のほか、漱石略年譜を収載。生誕150年記念出版。
教員志望者、学校教員はもちろん、中高生から大学生にもオススメの一冊です。


育てにくさの理解と支援 健やか親子21(第2次)の重点課題にむけて

タイトル

育てにくさの理解と支援 健やか親子21(第2次)の重点課題にむけて

著者

(編著)秋山千枝子・小枝達也・橋本創一・堀口寿広

出版社

診断と治療社

ISBN

978-4787822543

発行日

2017年4月15日

定価(税込)

2,484円

内容

厚生労働省による『健やか親子21(第2次)』の重点課題である「育てにくさ」への支援をキーワードに、医療スタッフや育児関係者らが保護者への育児相談を行う際、その要因を(1)子どもの要因、(2)親の要因、(3)親子の関係性による要因、(4)親子をとりまく環境による要因の4つに分けて解説。
より具体的な支援ができるように聞き取り方法や関わり方、観察ポイントをあげ、実用的なアドバイスについて記述した。「育てにくさ」を拭い去るためには家族の心理的負担や環境の向上が必要な場合もあり、さまざまな立場からの支援を想定し、考えられる「連携」先についてもふれている。


外国人の子ども白書

タイトル

外国人の子ども白書

著者

宮島喬・山野良一ほか編 佐藤郡衛、齋藤ひろみ、斎藤一久

出版社

明石書店

ISBN

978-4-7503-4495-9

発行日

2017年4月10日

定価(税込)

2,700円

内容

現代日本における「外国につながる子ども」の現状と支援の課題が一冊でわかる画期的な白書。人権、福祉、教育、文化(言語)、家族、滞在条件などの観点から、外国人の子どもの現状を正確に把握、データおよび支援現場の報告からそのリアルな姿が見えてくる。


高等専修学校における適応と進路 ―後期中等教育のセーフティネット―

タイトル

高等専修学校における適応と進路 ―後期中等教育のセーフティネット―

著者

伊藤 秀樹

出版社

東信堂

ISBN

978-4-7989-1393

発行日

2017年2月10日

定価(税込)

4,968円

内容

高等専修学校という学校をご存じでしょうか。高等専修学校は、いわゆる「高専」(高等専門学校)ではありません。後期中等教育段階(つまり高校段階)の専修学校であり、中学校卒業者の0.8%ほどが進学する、小規模な学校種です。現在、高等専修学校は、学業不振・不登校・高校中退などの背景があり、全日制高校への入学・編転入が難しかった子どもたちを受け入れる、後期中等教育のセーフティネットの1つとなっています。
本書では、高等専修学校であるY校(仮名)を事例に、社会的自立に向けて困難に見舞われるリスクが高い生徒たちが、さまざまな形で支えられながら学校適応や進路形成を成し遂げていくその道のりと、その道のりの中で生じる困難を描き出していきます。


高校生のための選挙入門

タイトル

高校生のための選挙入門

著者

斎藤一久(編著)、古家正暢ほか

出版社

三省堂

ISBN

978-4-385-36073-7

発行日

2016年7月 1日

定価(税込)

1,296円

内容

高校生の素朴な疑問に答える形で、選挙に関わる事例を具体的に解説しています。
ネットでの選挙運動の方法、選挙違反の実例、アダムズ方式、学校での政治活動の届出、大学入試対策など、高校生が気になる事例を掘り下げました。
授業でも使える23章です。
選挙が身近になる11のコラム、選挙に関係する英単語集も付いています。