教員の書籍・教材
東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。

タイトル
グローバリゼーション―縮小する世界(シリーズ地誌トピックス1)―
著者
矢ケ崎典隆・山下清海・加賀美雅弘(編)
出版社
朝倉書店
ISBN
978-4-254-16881-5
発行日
2018年3月 5日
定価(税込)
3,456円
内容
現代世界では、人やモノ、技術、情報、資本が移動・越境し、地域間の結びつきが強まり、世界が縮小しつつある。そこで本書は、移民と社会、華人とチャイナタウン、世界のアジア化、交通と物流、情報通信技術と情報化社会、資本と企業、アグリビジネス、食文化、ツーリズム、宗教と信仰、人の移動と病気、スポーツに着目して、グローバリゼーションによって縮小しつつある世界の実情を地理学の視点から論じた。

タイトル
アセスメントにもとづく学齢期の言語発達支援―LCSAを活用した指導の展開―
著者
大伴 潔・林安紀子・橋本創一(編著)
出版社
学苑社
ISBN
978-4-7614-0796-4
発行日
2018年2月20日
定価(税込)
3,024円
内容
通常の学級で学ぶ、ことばの理解や表出に課題のある学齢児を想定して、言語の指導方法について具体的に解説します。特に、「ことばの教室」などの通級による指導を受ける児童に対する支援のあり方を提案しています。言語発達のアセスメントであるLCSA(学齢版言語・コミュニケーション発達スケール)を用いて明らかになる言語面のプロフィールにもとづき、「個別の指導計画」における指導目標や指導内容の設定にあたって参考となる情報を提供します。

タイトル
大正新教育の受容史
著者
橋本美保(編著)
出版社
東信堂
ISBN
978-4-7989-1467-1
発行日
2018年1月10日
定価(税込)
3,996円
内容
国際的新教育運動との邂逅、デモクラティックな教育実践の原点はここにある!
西洋出自の新教育思想の影響を受け、教師と子どもが一体となり展開されたわが国初の民間教育運動―大正新教育運動。それは昭和の軍国主義によって終焉を迎え、わが国にかつて存在した自由と協働による理想的な教育実践の憧憬となっている。西洋の新教育理論及びその影響を受けた数々の日本人教育家たちの思想の精細な検討を通じて、躍動する大正新教育の実態を描いた前著『大正新教育の思想』を受容史として捉え直すことで、西洋の新教育思想の普及とそれを受けた日本の教育実践家たちの葛藤や取捨選択を詳述し、その受容に至るプロセスを描いた力作である。(出版社のHPより)

タイトル
危険予測シリーズ第2期 どこがあぶないのかな?
著者
渡邉正樹(監修)
出版社
少年写真新聞社
ISBN
978-4-87981-615-3
発行日
2017年11月20日
定価(税込)
5,832円 分冊の場合 1,944円
内容
危険予測シリーズ第2期「どこがあぶないのかな?」は、第1期5巻と同様に、小学校低学年・中学年の児童らが、日常生活の中で出遭う様々な危険に自ら気づき、それらの危険を自分で回避できることを目指している。第2期は3巻に分かれており、⑥自転車、⑦水べ、⑧野山で構成される。想定される危険な状況を写真で示した場面上にイラストで表し、その中から児童自身が危険を見つけたり、安全な行動を考えたりできるように工夫している。

タイトル
ロシア(世界地誌シリーズ9)
著者
加賀美雅弘(編)
出版社
朝倉書店
ISBN
978-4-254-16929-4
発行日
2017年9月25日
定価(税込)
3,672円
内容
世界最大の国土と膨大な人口を抱えるロシアについて多くの著作が出版されている中、本書はきわめて多様な地域からなるロシアについて、ロシアの地域形成とその特性、広大な国土と多様な自然、開発の歴史と豊かな資源、世界の穀倉地帯、産業化と工業地域の形成、ハイテク化と資源依存、ポスト社会主義で変わる社会経済、発達する都市、伝統文化と人の暮らし、多様な民族と地域文化、日本や東アジアとの関係、EUとの関わりに目を向け、地理学の視点から描き出した。