教員の書籍・教材
東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。
タイトル
教室における政治的中立性――論争問題を扱うために
著者
ダイアナ・E・ヘス(監訳者:渡部竜也、岩崎圭祐、井上昌善)
出版社
春風社
ISBN
978-4-86110-718-4
発行日
2021年3月12日
定価(税込)
4,950円
内容
様々な立場が含まれざるを得ない主張を扱い議論するための方法や構想を、学校教育の実証研究を通して具体的に提案している。私たちの多様な見解から生じる価値対立の捉え方、および公教育と民主社会の関係を再考する。「教室における政治的中立性」について特に取り上げた章は第6章であるが、他の章も魅力に溢れている。ボイテルスバッハ・コンセンサス(特に、第二原則:学問と政治の世界において議論があることは,授業においても議論があることとして扱わなければならない)に疑問を投げかけるような内容である第7章も面白いし、学校現場の政治的バランスを図る上での民間の役割の重要性について論じる第8章も面白い。issueとproblem、current eventとpolitical issueを分けて捉える視点など、日本の社会科教育(シティズンシップ教育)の発展のためには欠かせない本であると言える。
タイトル
大正新教育の実践(プラクシス)―― 交響する自由へ
著者
橋本美保・田中智志(編著)
出版社
東信堂
ISBN
978-4-7989-1681-1
発行日
2021年1月30日
定価(税込)
4,620円
内容
自己を超えた自由、それに呼応した大正新教育期の人々の「実践」の諸相。
大正期における西洋生まれの自由思想の受容は、多くの教育活動家・思想家たちに多大な影響を与え、学校内外での多様な「実践」へと結実した。こうした数々の「実践」に注目した本書は、「実践」のきわめて創造的であり、かつ協働的である側面を明らかにした。激動の時代の中で行われた個々の大正新教育の「実践」が、再び自己内と共に他者間で相互に共鳴・連動し、不断に再構築される様を描いた「大正新教育」シリーズ第3弾!(出版社HPより)
<構成>
序 章 教育実践のプラクシス(橋本美保・田中智志)
第Ⅰ部 教育思想史からのアプローチ
第1章 片上伸における道徳教育としての文芸教育(李舜志)
第2章 有島武郎の生長教育論(田中智志)
第3章 野口援太郎の修養論(香山太輝)
第4章 河野清丸の「自動主義教育」における教師と子どもの関係論(田口賢太郎)
第5章 羽仁もと子における「自由」(相田まり)
第6章 篠原助市の自由教育学(木下慎)
第7章 木村素衞の教育思想の臨床性(西村拓生)
第Ⅱ部 教育実践史からのアプローチ
第8章 大正新教育と学習経済論(冨士原紀絵)
第9章 大正新教育の実践にみる教育測定研究の意義(宮野尚)
第10章 東京女子高等師範学校附属小学校における作業教育の実践改革(遠座知恵)
第11章 東京女子高等師範学校附属小学校のカリキュラム改革における教科研究(塚原健太)
第12章 富士尋常小学校のカリキュラム改革にみる教師の協働(橋本美保)
第13章 ランバス女学院附属幼稚園における自由保育の実践(永井優美)
第14章 倉橋惣三における誘導保育論の成立(湯川嘉津美)
終 章 交響する自由へ(田中智志)
タイトル
社会科授業づくりの理論と方法ー本質的な問いを生かした科学的探求学習
著者
渡部竜也・井手口泰典
出版社
明治図書
ISBN
978-4-18-342923-0
発行日
2020年10月29日
定価(税込)
2,420円
内容
本質的な問いを生かした社会科授業づくりの理論と方法を徹底解説
名著『社会科授業構成の理論と方法』から40年。社会科授業づくりの理論と方法を徹底解説。
社会科授業の現状と課題から、科学的探求学習の特長、「問いの構造図」づくりと教材研究、本質的な問いの生かし方、授業モデルまでを網羅した必携の書。
(Amazonジャンル「教育」「社会」1位:2020年11月20日現在)
タイトル
教職課程コアカリキュラム対応版 キーワードで読み解く 特別支援教育・障害児保育 &教育相談・生徒指導・キャリア教育
著者
橋本創一・大伴 潔・他(編著)
出版社
福村出版
ISBN
ISBN-10: 4571121407 ISBN-13: 978-4571121401
発行日
2020年4月10日
定価(税込)
2970円
内容
学校教育や幼児教育・保育において,特別支援教育・障害児保育と教育相談・相談支援,
本書は,「特別支援教育・障害児保育」と「教育相談・生徒指導・キャリア教育」の合本(I:特別支援教育・障害児保育,II:教育相談・生徒指導・キャリア教育)となっています。本書の特徴として,文部科学省(2017年)による教職課程コアカリキュラムに完全対応しています。特別支援教育・障害児保育と生徒指導・教育相談に関する書籍として,「①簡単!」「②見やすい!」「③全部載っている!」「④コンパクト!」「⑤もっと学びたい!」をコンセプトにしています。《調べよう・深めよう!》という課題,《事例》を掲載して実際的に学び,重要な用語に関しては《キーワード》で詳しくかつ簡単に説明しています。また,学校生活に関するコラムも掲載しました。最新のデータを満載しており,キーワードから読み解くスタンダードテキストになっています。
タイトル
学校安全と危機管理 三訂版
著者
渡邉正樹(編著)
出版社
大修館書店
ISBN
978-4469268898
発行日
2020年4月10日
定価(税込)
2,420円
内容
本書は2006年に初版が,2013年に改訂版が発刊された「学校安全と危機管理」の三訂版である。この三訂版では第2次学校安全の推進に関する計画の策定,学校事故対応に関する指針の公表,また学習指導要領の改訂など近年の学校安全の動向に基づいて内容を改め,最新の学校安全の情報を提供している。各章ごとに学校安全の課題や対策を解説し,教員を志すすべての学生はもちろん,現職の教員にとっても有益な内容を取り上げている。


