書籍

教員の書籍・教材

東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。


特別支援教育・教育相談・障害者支援のために<br />ASIST学校適応スキルプロフィール<br />—適応スキル・支援ニーズのアセスメントと支援目標の立案—

タイトル

特別支援教育・教育相談・障害者支援のために
ASIST学校適応スキルプロフィール
—適応スキル・支援ニーズのアセスメントと支援目標の立案—

著者

橋本創一、熊谷 亮、大伴 潔、林 安紀子、菅野 敦

出版社

福村出版

ISBN

978-4-571-12123-4

発行日

2014年2月25日

定価(税込)

5,250円

内容

 東京学芸大学教育実践研究支援センターのスタッフによる2,000名のデータから標準化したアセスメント法です。幼稚園・学校や職場などでの子ども~大人の適応状況を領域プロフィールから可視化するオリジナルのチェックリストです。5領域の適応スキルの獲得と10領域の特別な支援ニーズの抽出を評価できます。適応スキルの獲得は獲得年齢(学年)や獲得指数が表記され、特別な支援ニーズの評価では、通常対応レベル・要配慮レベル・要支援レベルの支援レベルが表示さえれます。専門知識は不要で誰でもすぐに使えます。調査用紙と評価票、得点算出処理プログラムが入ったCD-ROM付きです。


学校安全と危機管理 改訂版

タイトル

学校安全と危機管理 改訂版

著者

渡邉正樹(編著)

出版社

大修館書店

ISBN

978-4-469-26752-5

発行日

2013年10月10日

定価(税込)

1,995円

内容

 本書は2006年に刊行された「学校安全と危機管理」の改訂版です。約7年間に人々の安全を取り巻く状況は大きく変化しました。
 改訂は次のような視点で行っています。第一に,「子どもを取り巻く危険と事件・事故」での内容を加増し,充実を図りました。「水の事故」および「遊具の事故」がそれに当たります。いずれも,子どもたちや教員にとって重大な課題です。第二に,2006年以降の最新の情報を盛り込みました。特に防災に関しては,東日本大震災以降の取組を取り上げ,充実を図りました。また安全教育では,学習指導要領の改訂に基づき内容を書き改めています。第三には,本文と関連する資料を刷新しました。2009年に施行された学校保健安全法および同法施行規則から学校安全に関する内容を抜粋し,「学校安全の推進に関する計画」(2012年)や危機管理の各種フローチャートも取り上げています。(序文より)


教育の理念・歴史

タイトル

教育の理念・歴史

著者

田中智志・橋本美保(監修・編著)

出版社

一藝社

ISBN

978-4-86359-057-1

発行日

2013年9月25日

定価(税込)

2,310円

内容

 本書は、「一藝社 新・教職課程シリーズ」教職教養編(田中智志・橋本美保監修 ・全10巻)のうちの1冊として編まれた教科書であり、「教職に関する科目」の「教育の 基礎理論に関する科目」の「必要事項」の一つである「教育の理念並びに教育に関す る歴史及び思想」を扱う授業に対応しています。
 本書では、まず「教育とは何か」という本質的なところから始め、教育という営みを理 解するための基礎的な知見を提供することを目指しています。それは、基本的に教育 の理念と教育の歴史からの学びであり、歴史的に形成されてきた現実の教育システムを、近代以降の歴史的経緯の中から振り返ります。
 本書の構成は以下のようになっており、本学の学部基礎科目である「教育の理念と 歴史」のシラバスに対応しています。
第1章 教育とは何か―制度と思想の間で
第2章 教育の理念と目的―教育の思想
第3章 教育と成長・学び―教育の実践
第4章 教育と学校・家庭―教育の場所
第5章 教育と国家・市場―教育の制度
第6章 西洋の教育思想と学校の歴史1―前近代の情況
第7章 西洋の教育思想と学校の歴史2―教育的関心の誕生
第8章 西洋の教育思想と学校の歴史3―近代公教育の形成
第9章 西洋の教育思想と学校の歴史4―新教育の展開
第10章 日本の教育思想と学校の歴史1―前近代の情況
第11章 日本の教育思想と学校の歴史2―近代公教育の形成
第12章 日本の教育思想と学校の歴史3―大正新教育運動の展開
第13章 日本の教育思想と学校の歴史4―国家主義教育と戦後の教育改革
第14章 現代日 本の教育課題―グローバル化と機能的分化
第15章 教育の基礎―制度を超える思想


今、はじめよう!新しい防災教育

タイトル

今、はじめよう!新しい防災教育

著者

渡邉正樹(編著)

出版社

光文書院

ISBN

978-4-7706-1059-1

発行日

2013年5月31日

定価(税込)

1,429円

内容

 防災教育に関する書籍は、これまでも数多く出版されてきましたが、本書は独自の内容となっています。その第一の特徴は、児童の危険予測・回避能力の育成に焦点を当てている点です。平成19年に光文書院より、防犯教育のための「ワークシートで身につける!子どもの危険予測・回避能力」を発刊しました。本書はその姉妹本と言えるもので、学校安全教育で児童が身につけるべき最も重要な能力とされている危険予測・回避能力の育成を目指しています。
 第二の特徴は、児童の危険予測・回避能力育成のためのワークシートを示し、それを活用した学習指導案を提示している点です。すぐに使える具体的な教材や指導案が欲しいという要望に答えました。
 第三の特徴は、近年の学校防災の課題を踏まえて、防災管理の視点からも活用できる内容を盛り込んだ点です。「東日本大震災を受けた防災教育・防災管理等に関する有識者会議」(平成23年度~24年度)、「学校安全の推進に関する計画」(平成24年4月)、「生きる力』をはぐくむ防災教育の展開」(平成25年3月)など最新の学校防災の情報を取り入れました。これは教職員自身の危険予測・回避能力の育成に役立つはずです。(序文より)


児童生徒をまもるための学校安全ガイドブック—防災・防犯・事故対応の手引き—

タイトル

児童生徒をまもるための学校安全ガイドブック—防災・防犯・事故対応の手引き—

著者

学校安全研究会(編)・渡邉正樹(編集代表)

出版社

ぎょうせい

ISBN

978-4-324-70104-4

発行日

2013年5月20日

定価(税込)

12,600円

内容

 学校において児童生徒と教職員の安全を確保する取組は,学校教育の基盤と言えるものである。我が国においては,頻発する自然災害や,以前より重要課題となっている交通事故,近年特に注目されている犯罪被害など,児童生徒等を取り巻くこのような危険や危機に対する取組は,家庭や地域のみならず,学校においても重要であることは論を待たない。(中略)このような状況下,全教職員が学校安全活動を理解し,実践することが求められており,教職員が必要とする知識や技能を身につける機会が必要とされている。本書は,そのような要望に適うものとして編集された。学校安全の考え方や法的根拠のみならず,実際の取組の事例を含む実践的な内容によって構成されている。(序文より)