教員の書籍・教材
東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。

タイトル
育てにくさの理解と支援 健やか親子21(第2次)の重点課題にむけて
著者
(編著)秋山千枝子・小枝達也・橋本創一・堀口寿広
出版社
診断と治療社
ISBN
978-4787822543
発行日
2017年4月15日
定価(税込)
2,484円
内容
厚生労働省による『健やか親子21(第2次)』の重点課題である「育てにくさ」への支援をキーワードに、医療スタッフや育児関係者らが保護者への育児相談を行う際、その要因を(1)子どもの要因、(2)親の要因、(3)親子の関係性による要因、(4)親子をとりまく環境による要因の4つに分けて解説。
より具体的な支援ができるように聞き取り方法や関わり方、観察ポイントをあげ、実用的なアドバイスについて記述した。「育てにくさ」を拭い去るためには家族の心理的負担や環境の向上が必要な場合もあり、さまざまな立場からの支援を想定し、考えられる「連携」先についてもふれている。

タイトル
外国人の子ども白書
著者
宮島喬・山野良一ほか編 佐藤郡衛、齋藤ひろみ、斎藤一久
出版社
明石書店
ISBN
978-4-7503-4495-9
発行日
2017年4月10日
定価(税込)
2,700円
内容
現代日本における「外国につながる子ども」の現状と支援の課題が一冊でわかる画期的な白書。人権、福祉、教育、文化(言語)、家族、滞在条件などの観点から、外国人の子どもの現状を正確に把握、データおよび支援現場の報告からそのリアルな姿が見えてくる。

タイトル
高等専修学校における適応と進路 ―後期中等教育のセーフティネット―
著者
伊藤 秀樹
出版社
東信堂
ISBN
978-4-7989-1393
発行日
2017年2月10日
定価(税込)
4,968円
内容
高等専修学校という学校をご存じでしょうか。高等専修学校は、いわゆる「高専」(高等専門学校)ではありません。後期中等教育段階(つまり高校段階)の専修学校であり、中学校卒業者の0.8%ほどが進学する、小規模な学校種です。現在、高等専修学校は、学業不振・不登校・高校中退などの背景があり、全日制高校への入学・編転入が難しかった子どもたちを受け入れる、後期中等教育のセーフティネットの1つとなっています。
本書では、高等専修学校であるY校(仮名)を事例に、社会的自立に向けて困難に見舞われるリスクが高い生徒たちが、さまざまな形で支えられながら学校適応や進路形成を成し遂げていくその道のりと、その道のりの中で生じる困難を描き出していきます。

タイトル
高校生のための選挙入門
著者
斎藤一久(編著)、古家正暢ほか
出版社
三省堂
ISBN
978-4-385-36073-7
発行日
2016年7月 1日
定価(税込)
1,296円
内容
高校生の素朴な疑問に答える形で、選挙に関わる事例を具体的に解説しています。
ネットでの選挙運動の方法、選挙違反の実例、アダムズ方式、学校での政治活動の届出、大学入試対策など、高校生が気になる事例を掘り下げました。
授業でも使える23章です。
選挙が身近になる11のコラム、選挙に関係する英単語集も付いています。

タイトル
教職課程のための憲法入門
著者
西原博史・斎藤一久(編著)、安原陽平、高橋雅人、小池洋平ほか
出版社
弘文堂
ISBN
978-4-335-35652-0
発行日
2016年3月 1日
定価(税込)
2,376円
内容
憲法は、空気のような存在。だから、子どものために考えておいた方がいい。
校則、給食、いじめ、修学旅行、生徒会選挙などの学校の日常にある事例をもとに、憲法の基本となる考え方を、教育現場と関連づけて丁寧に説明した1冊です。
憲法学の専門用語をわかりやすく言い換えるとともに、巻末には、用語集や日本国憲法の全文を掲載することで、教育にかかわる上で必要な憲法の知識や情報を、1冊の中にまとめています。
それらによって、教職課程の必修科目である日本国憲法の授業を活用できるきっかけとともに、教員採用試験や教師になった後にも役立つ、子どもたちへのまなざしの軸を届けます。