理念と目的
東京学芸大学の使命と目標
東京学芸大学は、協働して課題を解決する力・多様性を尊重する力・自己を振り返り、自己を表現する力・新しい社会を創造する力という四つの力を持った次世代の子どもを育成するための人材養成を使命とします。
本学は、次世代の子どもの育成を目指す次世代育成教育において、次の三つの役割を担い、日本の教育を主導する全国的拠点大学となるとともに、広く海外に日本の教育成果を発信する大学となることを目標とします。
(1)教育課題の多様化に対応する力や、知識基盤社会における継続的な教育環境の変化に対応する力を持つ新しい教員を養成するとともに、諸課題に直面している教育現場の教員に対して、次世代の子どもを育成する上で必要な能力を付与する研修を実施する。
(2)教育支援の専門的技能を持つ人材及びコーディネーターを養成するとともに、教育支援者と協働できる教員を養成する。
(3)次世代育成教育のための研究を集中的に展開するとともに、その研究成果を次世代育成教育モデルとして全国及び世界に発信する。
基金概要
1.名 称
東京学芸大学基金
2.目 的
学生への修学支援を第一に、東京学芸大学基金を活用し、教育研究活動等の充実を図ります。
3.事 業
(1) 学生に対する支援事業(修学支援事業)
(2) 国際交流の支援事業(修学支援事業)
(3) 学芸むさしの奨学金事業(修学支援事業)
(4) 学生又は不安定な雇用状態にある研究者に対する研究又は研究者としての能力向上の支援事業
(研究等支援事業)
(5) 教育研究活動等への助成事業
(6) キャンパス環境の整備・充実事業
(7) 附属学校の施設・設備の整備・充実及び教育活動支援事業
(8) その他教育研究上必要な事業
4.寄附金額
一口 1,000円(複数口のご寄附を歓迎します)
5.募金対象者
教職員(退職者含む)を始め、卒業生、在学生の保護者、企業及び本基金の趣旨にご賛同いただける方
6.謝 意
ご寄附いただいた個人又は企業等団体に対して、以下のことを行います。
- ご芳名を東京学芸大学ホームページに掲載いたします(希望される方のみ)。
- 附属図書館入口に、以下のとおりご芳名を銘板として設置いたします。
- 銘板(ゴールド):個人10万円以上/企業等団体60万円以上
(この場合、併せて、学長名による感謝状を贈呈いたします) - 銘板(シルバー):個人5万円以上/企業等団体20万円以上
- 銘板(ブロンズ):個人3万円以上/企業等団体10万円以上
- 銘板(ゴールド):個人10万円以上/企業等団体60万円以上
7.税制上の優遇措置
- 個人の場合:所得税・住民税 ― 特定寄附金
- 寄附金総額の2千円を超えた額について、その年の所得から控除されます。
(ただし、年間総所得の40%まで) - 所得税のほか、お住まいの都道府県・市区町村によっては住民税が一部控除されます。
- 申告の際には、寄附金領収書を控除の証明書としてご利用ください。
- 寄附金総額の2千円を超えた額について、その年の所得から控除されます。
- 法人の場合:法人税 ― 指定寄附金
- 寄附金は全額、当該決算期の損金に算入されます。
東京学芸大学は、変化の速い日本の社会や世界の動きの中で、どんな困難な状況にあっても、これからの時代の社会を支えていく人たちを教育していくための教員や、これからの生涯学習社会で教育マインドを持って活躍できる人材を育てていきたいと考えています。
これまでにも本学では、(1)修学(2)生活(3)進路の3点にわたる学生支援体制を強化することで、優れた教員・人材を輩出しており、東京学芸大学基金も、経済的理由で修学が困難な学生の支援や、海外協定校等への留学支援などの事業を通して、その一翼を担っています。基金ではその他にも、学生等の教育研究活動の支援、キャンパス環境の整備や成績優秀者の表彰などの事業を行っており、東京学芸大学を、入学してよかった、ここで学んでよかった、と学生がさらに思える大学にするため、基金を活用した各事業をより推進・拡大していきたいと考えています。
本趣旨にご理解をいただき、ご支援とご協力を賜りたく、お願い申し上げます。