教員の書籍・教材
東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。

タイトル
『小学校体育における習得・活用・探究の学習 やってみる ひろげる ふかめる』
著者
細江文利、池田延行、村田芳子、立木正、松田恵示、水島宏一、中村康弘(著)
出版社
光文書院
ISBN
978-4-7706-1046-1
発行日
2009年10月15日
定価(税込)
1900円
内容
小学校学習指導要領が改訂され、新しい授業実践が行われつつあります。本書は、「小学校学習指導要領解説体育編」に記述された内容を詳細に吟味し、その趣旨をふまえた基礎研究として実践を繰り返した研究成果の例示を紹介しています。また、総則で示された「めあて学習」と「習得・活用・探究型」学習との差異・同意に関しても記述されています。

タイトル
『民主党の教育改革 ―「日本国教育基本法案」に見る教育の理念と政策―』
著者
佐々木幸寿(著)
出版社
第一企画
ISBN
978-4-902676-11-2
発行日
2009年10月10日
定価(税込)
840円
内容
民主党の教育理念や教育政策について、同党が2005年に発表した「憲法提言」、2006年に国会に提出した「日本国教育基本法案」、その趣旨を実現するために、次々に国会に提出された教育関連書法案やそれらに関する国会の議事録等の分析し、「日本国教育基本法案」を逐条的にまとめる形式で、実証的に解説したもの。

タイトル
『憲法と教育(第二版)』
著者
佐々木幸寿・柳瀬昇(著)
出版社
学文社
ISBN
978-4-7620-1977-7
発行日
2009年10月 5日
定価(税込)
2625円
内容
本書は、法令と判例を通じて、憲法と教育について検討を行うための手引きである。具体的には、日本国憲法の附属的・補完的性格を有する教育基本法の解釈を通じて、教育学の現代的な課題を探求する第一編と、教育問題に関連する憲法判例の解題を通じて、日本国憲法の解釈論を概括する第二編とから構成される。
本書の特徴は、改正教育基本法の政府解釈を整理した研究者による初めてのコンメンタールであるという点であり、教養として求められる日本国憲法の解釈論の基礎を、教育関連の憲法判例に絞って取り上げた点にある。
2008年4月に初版が刊行されており、本書は、その第二版である。

タイトル
『日本の山と高山植物』
著者
小泉武栄(著)
出版社
平凡社(新書)
ISBN
978-4582854855
発行日
2009年9月15日
定価(税込)
798円
内容
日本の山に高山植物がなぜあるのか、といった基本的な疑問から始まり、雪と植生、地質と植物分布の関わり、さらには日本の地質の生い立ち、日本の山地の成り立ちまで、わかりやすく解説しました。山や自然の好きな人にはぜひ理解しておいてほしい内容です。自然史の教科書としても使えます。

タイトル
『松岡メソッド・シリーズⅡ中国語翻訳実践教室』
著者
松岡榮志(著)
出版社
イーストプレス
ISBN
978-4-7816-0147-2
発行日
2009年6月15日
定価(税込)
1800円
内容
中国語から日本語へ「翻訳」するための理論と実践例を具体的にわかりやすくまとめたもの。4編の課題文を、具体的にわかりやすく解説。
【目次】 第1部 翻訳のための文法(中国語に文法はあるのか?/「良い訳文」と「悪い訳文」/辞書に始まり、辞書に終わる/品詞を考える ほか)/第2部 翻訳実践演習(余秋雨著『眼裏的中国文化─従都江堰到嶽麓山』三峡/祝勇著『遺址─廃墟上的暗示』永別周荘/陳丹青著『多余的素材』我的第一次油画風景写生/祝勇著『藍印花布』に付された李玉祥氏の序文)